製品概要
製品概要
評価用回路EVAL-LT8333-AZは、SEPIC構成のLT8333を採用しています。スイッチング周波数2MHzで動作し、3V~26Vの電源を12Vの出力に変換するように設計されています。コンバータは、入力電圧に応じて最大1.25Aの電流を出力できます(最大出力電流とVINの関係を示すグラフはデモ・マニュアルの図3を参照)。
この評価用回路は、スペクトラム拡散周波数変調(SSFM)機能および最適なEMI性能を実現するEMIフィルタを備えています。EMI性能を高め、ソリューション・サイズを小型化するため、PCBレイアウトを最適化しています。SYNCピンの動作モードを自由に選択できるよう、この評価用ボードには選択用ジャンパJP1が設けられています。軽負荷時には、効率を高めるために、パルススキッピング(PULSE SKIP)または低リップルのBurst Mode®(バースト・モード)動作(BURST)を選択できます。
LT8333ブースト/SEPIC/反転型コンバータICは、2.8V~40Vの入力範囲で動作し、オートモーティブ、テレコム、および産業アプリケーションに適しています。このコンバータは、SSFMオプションを使って300kHz~2MHzの調整可能かつ位相同期可能な動作を実現します。LT8333には、ソフト・スタート、バイアス・ピン、入力の低電圧ロックアウトなど、その他のよく利用される機能が搭載されています。このICは、静止電流がバースト・モードで最小9μA、シャットダウン・モードで1μAと低く、バッテリ駆動のシステムに最適です。LT8333は、熱強化型の10ピン3mm × 3mm DFNパッケージにまとめられています。
データシートには、デバイス、動作、およびアプリケーションの詳細が記載されています。このデータシートは必ず、EVAL-LT8333-AZ用デモ・マニュアルと併せて参照してください。
対象となる製品
関連資料
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EVAL-LT8333-AZ - Schematic2021/12/03PDF142 K
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EVAL-LT8333-AZ - Demo Manual (Rev. 0)2021/12/03PDF1 M
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LT8333:3A、40Vスイッチを内蔵した低静止電流の昇圧/SEPIC/反転コンバータ データシート2021/11/30PDF2 M
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EVAL-LT8333-AZ - Design Files2021/12/03ZIP2 M