製品概要

製品概要

評価用回路EVAL-LT3960-AZは、10ピン・プラスチックMSOPパッケージにLT3960、I2C to CAN物理トランシーバーを搭載しています。EVAL-LT3960-AZは、選択可能なJP1とJP3ジャンパを使ってマスタ・モードとスレーブ・モードで設定された2つのICで構成されています。ボードは中央で簡単に分離され、2つの回路に分かれる設計になっています。

LT3960 I2C-to-CAN物理トランシーバーは、ツイスト・ペア接続を介した差動伝送を行うためのCAN物理層を使用して、過酷でノイズの多い環境でも最高400kbpsでのI2Cデータ送受信を実現します。SDAおよびSCLデータ・ラインの両方を差動信号に変換して、バスに接続されたデバイス間で共有します。これにより、I2CソースとI2Cレシーバーを物理的に分離できます。

1つ目のLT3960がI2Cマスタ(I2C互換のマイクロコントローラ)に接続されます。2つ目のLT3960は、2つのツイスト・ペアで1つ目のLT3960に接続する必要があります。1つまたはそれ以上のI2Cスレーブ・デバイスを使うにはローカルにI2Cバスが必要です。LT3960デバイスは、マスタからスレーブへの一方向のみにクロック信号を送信します。データ信号は常に双方向に通信できます。

LT3960のデータシートには、部品、動作、およびアプリケーションの詳細が記載されています。評価用回路EVAL-LT3960-AZを使用する際は、ユーザー・ガイドと併せてデータシートを参照してください。LT3960EMSEは10ピンMSOPパッケージで組み立てられています。

ソフトウェア

評価用ソフトウェア

ZIP
1.38 K
LT3960 Evaluation Software
Evaluation software for the LT3960 I2C to CAN-Physical Transceiver.