製品概要

機能と利点

  • ADN4680E 250Mbps、半二重、クワッドM-LVDSトランシーバーの評価が簡単
  • 高速シグナリング用に最適化されたボード・レイアウト
  • M-LVDS差動ペアのトラック長が、制御された100Ωの差動インピーダンスに適合
  • 高速DIxおよびROxロジック信号のトラック長が、制御された50ΩのGNDへのインピーダンスに適合
  • 高速DIxおよびROxロジック信号とM-LVDS AxおよびBx信号に接続するためのSMAジャック
  • ROx、REx、DEx、およびDIxロジック信号にアクセスするためのオプションのスクリュー端子コネクタ
  • スクリュー端子ブロックによる電源およびグラウンド接続
  • ENPピンを介してグローバル・パワー・ダウンをジャンパで選択可能
  • REx、DEx、およびFSxピンを介して各トランシーバーのドライバ・イネーブル、レシーバー・イネーブル、およびフェイルセーフをジャンパで選択可能
  • 複数信号のプローブを容易にする、すべての信号を測定するためのテスト・ポイントと複数のグラウンド・ポイント
  • 終端処理されたバスをシミュレートするための、AxおよびBx信号にわたる100Ωの終端抵抗

製品概要

EVAL-ADN4680EEBZでは、ADN4680E 250Mbps、半二重、クワッド・マルチポイント、低電圧差動伝送(M-LVDS)トランシーバーを迅速かつ容易に評価できます。EVALADN4680EEBZでは、外付け部品を使用することなく、各トランシーバーの入出力機能を実行できます。

サブミニチュアA(SMA)コネクタを使用して、高速ロジック信号およびM-LVDSバス信号を簡単に接続できます。スクリュー端子ブロックを使用して、電源、グラウンド、およびデジタル信号にアクセスできます。ジャンパ・オプションにより、各トランシーバーのドライバおよびレシーバーのイネーブル・ピン、各トランシーバーのフェイル・セーフ機能、グローバル・パワーダウン・モードをコントロールできます。

EVAL-ADN4680EEBZは、高速シグナリング用に最適化されています。ボード上の差動M-LVDS信号線パターンは、100Ωの差動ペアに適合する長さで配線されています。DIxデジタル入力およびROxレシーバー出力も、制御された50Ωのグラウンドへのインピーダンスに適合する長さで配線されています。EVAL-ADN4680EEBZは、最適な電力の完全性を実現する安定したグラウンドおよび電源プレーンを備えています。

EVAL-ADN4680EEBZには、7mm × 7mm、48ピンLFCSPの中にADN4680Eトランシーバー用のフットプリントがあります。ADN4680Eの詳細については、ADN4680Eのデータシートを参照してください。EVAL-ADN4680EEBZを使用する際は、データシートと併せてこのユーザ・ガイドを使用してください。

対象となる製品

はじめに

必要な装置

  • 4チャンネル・オシロスコープ
  • 信号発生器
  • 3.0V~3.6Vの電源