製品概要
機能と利点
- ADM1281用のフル機能評価用ボード
- 12V、73A、3mFの設計で実装およびテスト済み
- 各種パッケージに対応する、特殊なN-MOSFETフットプリント
- 最大5つのセンス抵抗を並列に接続可能
- 最大6つのFETを並列に接続可能
- LED表示によるステータス出力
- 最大20Vの広い入力電圧範囲
- FET温度計測機能
- 複数のボードのカスケード設定をサポート
- トグル・スイッチとプッシュボタン・スイッチで入力を簡単制御
- PMBus通信に対応
製品概要
EVAL-ADM1281-AZは、ADM1281用のコンパクトでフル機能の評価用ボードです。このボードのレイアウトを参考にすることで、すべてのペリフェラル・コンポーネントとホットスワップ電力経路を明確に理解できます。また、電力経路上の一部の主要コンポーネントについてはボードの放熱能力を最大限に高めるレイアウトになっているため、極めて高い電流のホットスワップ・セットアップを評価できます。
5つのセンス抵抗スロットと6つのマルチパッケージFETスロットにより、優れた柔軟性が提供され、広範なアプリケーション・セットアップが可能になります。
複数のテスト・ポイントから、すべての重要なポイントとピンに簡単にアクセスできます。電源入力、出力、ICパワーグッド出力、障害出力、電流検出出力、汎用出力(GPO)などのボード・ステータスの変化が、7つのLEDで直接視覚的に表示されます。8チャンネル、I2C、12ビットの逐次比較A/Dコンバータ(SAR ADC)であるAD7291により、CSOUTや他のピン電圧などの電圧を測定したり、I2Cバスを通して周辺ボード温度をリアルタイムに読み取ったりすることができます。
この評価用ボードはI2C通信をサポートしており、ユーザはこのプロトコルを介してADM1281と通信を行うことができます。この評価用ボードはカスケード設定にも対応しているため、複数の評価用ボードを接続して同じI2Cバスを共有することができます。
これらのボードは、ホットスワップ/電力監視の評価ソフトウェアおよびLTpowerPlayツール(ADM1281製品ページからダウンロード可能)に完全対応しています。
評価用ソフトウェア・ツールを使用するには、USB-SDP-CABLEZまたはDC1613A USB-to-I2Cシリアル・インターフェイスが必要です。
この標準評価用ボードには、3mFの出力コンデンサを使用できる12V、73Aのホットスワップ設計が事前に実装され、テストされています。
ADM1281の完全な仕様は、アナログ・デバイセズから入手できるADM1281のデータシートに記載されています。EVAL-ADM1281-AZ評価用ボードを使用する際は、このユーザ・ガイドと併せてADM1281のデータシートを参照してください。
対象となる製品
関連資料
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EVAL-ADM1281 User Guide2024/04/01PDF2 M