製品概要

機能と利点

  • 4レイヤ、Rogers 4003CおよびIsola 370HR評価用ボード
  • エンド起動、2.9mm RFコネクタ
  • スルー・キャリブレーション・パス(実装解除)

製品概要

ADL8140-EVALZは、厚さ8milのRogers 4003CおよびIsola 370HR、銅被覆を使用した4層プリント回路基板(PCB)で、公称の厚さは62milです。ADL8140-EVALZのRFINポートとRFOUTポートには、2.9mmメス同軸コネクタが装着されており、それぞれのRFパターンは50Ωの特性インピーダンスを持ちます。ADL8140-EVALZには、ADL8140の動作温度−55°C~+125°Cの全範囲での使用に適したコンポーネントが搭載されています。ボード・パターン損失を補正するため、J1コネクタとJ2コネクタの間にスルー・キャリブレーション・パスが用意されています。スルー・キャリブレーション・パスを使用するには、J1とJ2に2.9mmのRFコネクタを取り付ける必要があります。スルー・キャリブレーション・パスのパフォーマンスについては、表1と図3を参照してください。

グラウンドと電源は、SMT(表面実装技術)テスト・ポイント・コネクタのGNDとVDDを使用してADL8140-EVALZに接続します。RBIASピンに簡単にアクセスできるように、VBIASの予備のテスト・ポイントが用意されています(テスト・ポイント・アセンブリについては図6を参照)。

パッケージのグラウンド・ピンと露出パッドは、グラウンド・プレーンに直接接続します。適切な電気伝導および熱伝導を確保するため、グラウンド・パドル直下の領域に特に集中させる形で、上面と底面のグラウンド・プレーンを複数のビアで接続しています。

ADL8140-EVALZの電源デカップリング・コンデンサは、本デバイスの特性評価で使用した構成となっています。

ADL8140の詳細は、ADL8140のデータシートに記載されています。ADL8140-EVALZ評価用ボードを使用する際は、このユーザ・ガイドと併せてADL8140のデータシートも参照してください。

 

対象となる製品

はじめに

  • RF信号発生器
  • RFスペクトラム・アナライザ
  • RFネットワーク・アナライザ
  • 2V、100mAの電源