製品概要
機能と利点
- 4層、Rogers 4350BおよびIsola 370HR評価用ボード
- エンド起動SMA RFコネクタ
- スルー・キャリブレーション・パス(コネクタなし)
製品概要
ADL8121-EVALZは、厚さ10milのRogers 4350BおよびIsola 370HR銅被覆を使用した4層のプリント回路基板(PCB)で構成され、公称の厚さは62milです。ADL8121-EVALZのRFINおよびRFOUTポートは、SMA(Subminiature A)メス同軸コネクタが装着されており、それぞれのRFパターンの特性インピーダンスは50Ωです。ADL8121-EVALZには、−40°C~+85°CのADL8121の動作温度全範囲での使用に適したコンポーネントが搭載されています。ボード・パターン損失を補正するため、J1コネクタとJ2コネクタの間にスルー・キャリブレーション・パスが用意されています。スルー・キャリブレーション・パスを使用するには、J1およびJ2にRFコネクタおよびコンデンサを差し込む必要があります。スルー・キャリブレーション・パスの性能については、図3と表1を参照してください。
ADL8121-EVALZのグラウンド・パスとRFOUT/VDDピンには、表面実装技術(SMT)テスト・ポイント・コネクタ、GND、およびVDDを介してアクセスします。RBIASピンに簡単にアクセスできるよう、VBIASにテスト・ポイントが追加されています(テスト・ポイントの位置についてはユーザ・ガイドの図5を参照)。
ADL8121-EVALZのRF用パターンは、50Ωで接地されたコプレーナ導波路です。パッケージのグラウンド・ピンと露出パッドは、グランド・プレーンに直接接続します。ヒート・シンクへの適切な電気伝導および熱伝導を確保するため、グラウンド・パドル直下の領域に特に集中させる形で、上面と底面のグランド・プレーンを複数のビアで接続しています。
ADL8121-EVALZの電源デカップリング・コンデンサは、デバイスの特性評価に使用される構成となっています。
ADL8121の詳細については、ADL8121のデータシートを参照してください。ADL8121-EVALZを使用する際は、データシートと併せてユーザ・ガイドを参照してください。
はじめに
必要な装置
関連資料
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ADL8121 Gerber File2022/05/01ZIP285 K