製品概要
機能と利点
- 4層、Isola 370HR評価用ボード
- エンド起動、2.9mm RFコネクタ
- スルー・キャリブレーション・パス(コネクタ実装解除済み)
製品概要
ADL8101-EVALZおよびADL8101-EVAL1Zは、厚さ0.254mm(10mil)のIsola 370HR銅被覆で製造され、公称厚さ1.58mm(62mil)の4層プリント回路基板(PCB)です。ADL8101-EVALZは、10MHz~22GHzの動作をサポートするように設計されています。ADL8101-EVAL1Zは、周波数動作を10kHzまで拡張し、最大22GHzで動作するように設計されています。ADL8101-EVALZおよびADL8101-EVAL1ZのRFINポートとRFOUTポートには、2.9mmメス同軸コネクタが装着されており、それぞれのRFパターンは50Ωの特性インピーダンスを示します。ADL8101-EVALZおよびADL8101-EVAL1Z には、−55°C~+125°Cの動作温度範囲全体での使用に適したコンポーネントが搭載されています。
ボード・パターン損失を補正するため、J1コネクタとJ2コネクタの間にスルー・キャリブレーション・パスが用意されています。スルー・キャリブレーション・パスを使用するには、J1およびJ2にRFコネクタを差し込む必要があります。ADL8101-EVALZとADL8101-EVAL1Zの両方のスルー・キャリブレーション・パスのパフォーマンスについては、図11と表1を参照してください。
ADL8101-EVALZおよびADL8101-EVAL1Zのグラウンドとドレイン電圧には、表面実装技術(SMT)テスト・ポイント・コネクタ、GND、およびVDDを介してアクセスします。RBIASピンに簡単にアクセスできるように、VBIASの補助テスト・ポイントが含まれています(テスト・ポイントの位置については、図12と図14を参照してください)。
ADL8101-EVALZおよびADL8101-EVAL1ZのRFパターンは、50Ωで接地されたコプレーナ導波路です。パッケージのグラウンド・ピンと露出パッドは、グラウンド・プレーンに直接接続します。適切な電気伝導および熱伝導を確保するため、グラウンド・パドル直下の領域に特に集中させる形で、上面と底面のグラウンド・プレーンを複数のビアで接続しています。
ADL8101-EVALZおよびADL8101-EVAL1Zの電源デカップリング・コンデンサは、このデバイスの特性評価と検証に使用される構成を表しています。
ADL8101の詳細については、ADL8101のデータシートを参照してください。ADL8101-EVALZおよびADL8101-EVAL1Zを使用する際は、このユーザ・ガイドと併せてADL8101のデータシートも参照してください。
対象となる製品
はじめに
- RF信号発生器
- RFスペクトラム・アナライザ
- RFネットワーク・アナライザ
- 5V、300mAの電源
関連資料
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EVAL1-ADL8101 Gerber Files2024/08/08ZIP393 K
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EVAL-ADL8101 Gerber Files2024/08/08ZIP389 K