製品概要
機能と利点
- ADAR2001 4チャンネル周波数逓倍器/フィルタをベースとする
- SPI経由で制御可能
- 複数形態のデジタル・インターフェース(3.3Vと1.8Vロジック)
- 1.8V低ドロップアウト・レギュレータを電源として備えるロジック・レベル変換器を内蔵
- USBを介してWindowsベースのPCでソフトウェア制御が可能
製品概要
ADAR2001-EVALZ評価用ボードは、ADAR2001の性能を試験するために設計されています。ADAR2001は、ミリ波セキュリティ・イメージング・アプリケーション用に設計された4チャンネル4x周波数逓倍器/フィルタです。RF入出力はすべて、2.92mm(K)同軸コネクタに接続されます。内蔵のロジック・レベル変換器は、外部ロジック・レベルと1.8Vのオンチップ・レベル間の変換を行います。
アナログ・デバイセズのシステム・デモンストレーション・プラットフォーム(SDP)コネクタがあり、これをSDPコントローラ・ボードと併用すれば、内部レジスタを操作できる他、2つの内部ステート・マシンのプログラムされたモードを切り替えることができます。
ADAR2001には、逓倍器セクション用とトランスミッタ・セクション用の2つのステート・マシンが集積されています。シーケンサはSPIを経由して設定され、事前にプログラムされたステートを高速で切り替えるために使用できます。シーケンスは次の2つの方法のいずれかで実行できます。
- 外部入力用の進行ピンとリセット・ピン
- TxADV - トランスミッタの進行(ピン8)
- TxRST - トランスミッタのリセット(ピン9)
- MADV - 逓倍器の進行(ピン10)
- MRST - 逓倍器のリセット(ピン11)
- SEQUENCER_CTRL_SPIレジスタ(0x44)へのSPI書込み
アプリケーション
- ミリ波イメージング
- ミリ波セキュリティ
- ミリ波医療
- ミリ波工業用
- 広帯域LO逓倍器/分配器
関連資料
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EVAL-ADAR2001 User Guide2020/08/06WIKI