製品概要
機能と利点
- AD5675R(I2C)用のフル機能評価用ボード
- 様々なリンク・オプション
- アナログ・デバイセズのEVALSDP-CK1Z(SDP-K1)コントローラ・ボードと組み合わせてのPC制御
製品概要
このユーザ・ガイドでは、オクタル・チャンネルの電圧出力D/Aコンバータ(DAC)であるAD5675R(TSSOP、I2C)およびAD5676R(TSSOP、SPI)のEVAL-AD5675RARDZ(I2C)評価用ボードとEVAL-AD5676R2ARDZ(シリアル・ペリフェラル・インターフェイス(SPI))評価用ボードの動作について詳しく説明します。
EVAL-AD5675RARDZおよびEVAL-AD5676R2ARDZ評価用ボードは、AD5675RまたはAD5676R回路の迅速なプロトタイピングを支援し、設計時間を短縮するように設計されています。どちらのデバイスも2.7V~5.5Vの単電源で動作します。加えて、これらのデバイスはどちらも内部に2.5Vのリファレンス(電圧源)を備えています。必要に応じて、EXT_REF SMBコネクタを介して異なるリファレンス電圧(VREF)を適用できます。これら2つのDACは共通の機能を備えていますが、デジタル・インターフェイス・プロトコルが異なります。AD5676RはSPIを採用し、AD5675RはI2Cを採用しています。
EVAL-AD5675RARDZとEVAL-AD5676R2ARDZの各評価用ボードは、システム・デモンストレーション・プラットフォーム(SDP)コントローラ・ボード(EVAL-SDP-CK1Z(SDP-K1))を介してPCのUSBポートに接続します。ACE(分析、制御、評価)用ソフトウェアは、EVAL-AD5675RARDZとEVAL-AD5676R2ARDZの両方の製品ページからダウンロードできます。このソフトウェアを評価用ボードと共に使用することで、それぞれAD5675RとAD5676Rをプログラムできます。PMOD接続を使用してマイクロコントローラをいずれかの評価用ボードに接続することもできます。PMOD接続を介してマイクロコントローラを使用するときには、EVAL-SDP-CK1Z(SDP-K1)を切断する必要があり、ACEソフトウェアは使用できません。
EVAL-AD5675RARDZとEVAL-AD5676R2ARDZにはどちらも、アナログ・デバイセズから購入できるEVAL-SDP-CK1Z(SDP-K1)コントローラ・ボードが必要です。AD5675RとAD5676Rの詳細については、AD5675RとAD5676Rのデータシートを参照してください。評価用ボードEVALAD5675RARDZまたはEVAL-AD5676R2ARDZを使用する際は、このユーザ・ガイドと併せてこれらのデータシートを参照してください。
推奨システム動作環境
- SDP-K1ボード(別売)
- USB 2.0ポートを備えたWindows 7以降搭載PC
- 最新のACEソフトウェア
- NanoDAC ACEプラグイン - ACE内でダウンロード可能
関連資料
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EVAL-AD5675RARDZ - Design Files2024/03/05ZIP17 M
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EVAL-AD5675R/76RARDZ Getting Started Video2024/12/12