製品概要

機能と利点

  • 電流出力範囲:4mA~20mA、0mA~20mA、
    0mA~24mA、±20mA、±24mA
  • 電圧出力範囲:0V~5V、0V~10V、±5V、±10V
  • 20%オーバーレンジ
  • 柔軟なシリアル・デジタル・インターフェース
  • オンチップ出力故障検知
  • 非同期CLEARピン機能
  • 電源
    AVDD範囲:+12V~+20V
    AVSS範囲:−12V~−20V
  • 出力ループ・コンプライアンス:AVDD − 2.0V
  • 温度範囲:−40°C~+105°C
  • LFCSPパッケージ

製品概要

AD5750はハードウェアまたはソフトウェア・プログラマブル出力範囲を備えた単一チャンネル、ロー・コスト、高精度の電流/電圧出力ドライバです。ソフトウェア範囲はSPI/MICROWIRE®互換のシリアル・インターフェースを介して設定します。

出力電流範囲は次の5つの電流範囲でプログラムできます。4mA~20mA、0mA~20mA、0mA~24mA、±20mA、±24mA

電圧出力は別のピンから供給され、0V~5V、0V~10V、±5V、または±10Vの出力範囲を供給するように設定できます。20%のオーバーレンジは電圧範囲で使用できます。

AD5750への入力は0V~4.096Vのアナログ入力です。範囲を選択すると、0Vの出力が選択した範囲の下端、4.096Vの出力が選択した範囲の上限になります。この評価用ボードは、AD5750をオンボードDAC(AD5662 16ビット、0V~4.096V出力)で駆動できるように構成されています。また、ユーザーが外部の0V~4.096Vの入力を構成することも可能です。この評価用ボードはAD5750をソフトウェア・モードのみで動作させることができます。

評価用ボードには端子ブロックを介して電源が供給されており、15 ppm/°C未満で15kΩの検出抵抗(R38)が必要です。この評価用ボードでは負荷抵抗は提供されていません。