製品概要

機能と利点

デモ回路2630Aは、LT3966を搭載したI2Cプログラマブル・クワッド・チャンネル・モノリシック・ブーストLEDドライバです。VINが9V~18Vの場合に、125mA(最大50V)で4つの個別のLEDストリングを駆動します。DC2630Aは2MHzのスイッチング周波数で動作します。その4つのチャンネルでは、異なる電流、電圧、または調光比でLEDストリングを駆動できます。各チャンネルはI2C通信またはアナログ入力経由で個別に制御できます。DC2630Aは、ADDRピン設定を変更することで、どちらかのモードで実行するように構成できます。出力過電流や過電圧イベントに対して保護されるほか、アラート・ピンをラッチすることで、断線/短絡LED障害イベントが報告されます。I2Cモードでは、障害を有効または無効に設定できます。DC2026C Linduino® Oneデモ回路は、QuikEvalリボン・ケーブルと、提供されるコマンド・ライン・インターフェース・コードを使用して直接接続することで、ボードとの接続に使用されます。

LT3966の入力電圧範囲は3V~60Vです。各昇圧チャンネルは、60V、1.6Aのローサイド・パワー・スイッチを内蔵しています。300kHz~2MHzの範囲で調整可能なスイッチング周波数を提供するほか、外部クロック源にも同期できます。また、LT3966は他のデバイスを同期する目的で、独自のマスタ・クロックを出力するようにプログラムすることもできます。高圧側PWMTG MOSFETドライバは、PWM調光と障害保護を支援します。LT3966のチャンネルは、グラウンドを基準にした昇圧(昇圧)LEDドライバ、または降圧動作(降圧モード)や昇降圧動作(昇降圧モード)を実施するためのフローティング出力LEDドライバとして動作するように構成できます。

LT3966の各チャンネルは、非I2Cモードでの動作中に、対応するチャンネルのCTRL/PWMピンにPWM信号またはCTRL電圧を加えることで、個別に調光できます。I2Cモードでは、各チャンネルで最大13ビットのPWM調光分解能と8ビットのアナログ調光分解能に対応できます。

スペースとコストを節約するために、小型セラミック入出力コンデンサが使用されています。開放LEDの過電圧保護では、LEDストリングがオープンになると、ICの定電圧レギュレーション・ループを使用して出力を約57Vにレギュレーションします。

シンプルな抵抗をいくつか選択して、回路で低電圧ロックアウトを調節できます。出力電圧(過電圧保護)は、異なるストリング電圧に対して帰還抵抗を変更することにより調整できます。出力電圧の変更に対応するため、他の部品の変更が必要になる場合もあります。

LT3966のデータシートには、デバイス、動作、および用途の詳細が記載されています。このデータシートは、このDC2630A用デモ・マニュアルと併せて参照してください。LT3966EUJは、熱強化型グラウンドが付いた40ピン・プラスチック6mm × 6mm QFNパッケージで組み立てられています。

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