DS3231と8051互換マイクロコントローラとのインタフェース接続
要約
このアプリケーションノートでは、DS3231を8051互換マイクロコントローラにインタフェース接続するためのハードウェアとソフトウェアのサンプルを示しています。
Figure 1. DS3231Pin assignment.
概要
このアプリケーションノートでは、実例を用いて、DS3231を8501互換マイクロコントローラにインタフェースする方法について説明し、基本的なインタフェースルーチンのサンプルコードを示しています。このサンプルで使用したマイクロコントローラはDS2250で、ソフトウェアはCで記述しています。
動作
このプログラムは、マイクロコントローラの2本の汎用ポート端子を使用して、I²C*バスのマスタとして動作します。DS3231は同一バスのスレーブデバイスとして動作します。プログラムは、時刻と日付の設定と読み取り、さらに温度データの読み取りと表示を実証しています。プログラムは、時刻、日付、および温度の情報をLCDディスプレイに表示します。この表示には、標準のHD44780コントローラを使用しています。
DS3231のピン配置と回路図をそれぞれ図1と2に示します。ソフトウェアを図3に示します。
図2. DS3231の回路図.
図3. サンプルソフトウェア.