MAXQ3108
低電力、デュアルコアマイクロコントローラ
3相メータ設計用シャントを可能にするMAXQ3108およびDS8102
製品の詳細
- 高性能、低電力、デュアル16ビットRISCコア
- 1MIPS/MHz近い処理能力
- システムクロック
- 10.027MHz (DSPCore)
- 5.014MHz (UserCore)
- 33の命令
- 実行時間:約100ns (10.027MHzの場合)
- 3つの独立したデータポインタが、自動インクリメント/デクリメントでデータ移動を高速化
- 16ビット命令ワード、16ビットデータバス
- 各コアに16 x 16ビット汎用ワーキングレジスタ
- 各コアに16レベルハードウェアスタック
- ソフトウェアスタック用のハードウェアサポート
- メモリ機能
- UserCore
- 64KBフラッシュプログラムメモリ
- 16Bバッテリバックアップ(VBAT)データSRAM
- 4KBユーティリティROM
- 2KBデータSRAM、合計10KBデータSRAM (DSPCoreが非アクティブの場合)
- DSPCore
- 8KBユーザローダブルSRAMコードメモリ
- 1KBデータSRAM
- UserCore
- ペリフェラル
- FLL (32kHz入力で10MHz出力)
- SPIマスタ、I²Cマスタ
- 2つのUARTチャネル(1つはIRキャリア変調対応)
- 各コアに数値演算アクセラレータ
- 3つのマンチェスタデコーダとCubic Sincフィルタチャネルによって、DS8102デルタ-シグマ変調器とインタフェース
- 2つの16ビット設定可能なタイマー/カウンタ
- アラームおよびディジタルトリムを備えたRTC、専用バッテリバックアップ端子(VBAT)
- 2つの設定可能なパルス生成器
- 各コアに個別のウォッチドッグタイマ
- 外部割込み
- JTAGインタフェース
- 動作モード
- ストップモード:0.1µA (typ)
- アクティブ電流(10MHz、VDD = 2.0Vの場合):1.0mA (typ)
MAXQ3108は、集中データ処理用の専用コア(DSPCore)および監視機能用のユーザコア(UserCore)から成る2つの高性能MAXQ20コアを備えた低電力マイクロコントローラです。これら2つのコアは、異なるクロック速度で動作することができるため、集中アプリケーションを処理する場合でも、システムの消費電力を抑えることができます。DSPCoreが最高速度で動作しながら、UserCoreがペリフェラルの通信アクティビティの監視に可能な最低クロックレートで動作するよう設定することができます。各コアは、独立した数値演算アクセラレータ(乗算/積算ユニット)へのアクセス権を備えています。UserCoreは、SPI™、I²C、2つのUARTチャネル(1チャネルはIRキャリア変調対応)、トリム可能なリアルタイムクロック(RTC)、バッテリバックアップRTCレジスタ、およびデータメモリをサポートしています。DSPCoreは、完全にユーザ設定可能および構成可能です。標準的な32,768Hzの水晶を使用した場合、DSPCoreは10.027MHzで動作し、UserCoreは5.014MHzで動作します。
注:設計者はこの製品の全機能を十分に利用するために以下の資料を備える必要があります。データシートには、端子説明、機能の概要、および電気的仕様が記載されています。正誤表には公表された仕様とは異なる内容が記載されています。ユーザガイドは製品の特長および動作についての詳しい情報を提供しています。
- MAXQ3108 ICのデータシート
- MAXQ3108の改訂に伴う正誤表(入手性についてはここをクリック)
- MAXQファミリのユーザガイド(英語版) (日本語版)
ドキュメント
ユーザ・ガイド 1
秘密保持契約(NDA)をリクエスト
技術文書一式は、秘密保持契約(NDA)の締結後にご利用いただけます。
秘密保持契約(NDA)をリクエストハードウェア・エコシステム
製品モデル | 製品ライフサイクル | 詳細 |
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Product 1 | ||
DS8102 | デュアルデルタ-シグマ変調器およびエンコーダ |
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