MAX9888
FlexSound技術採用、ステレオオーディオコーデック
DSPはALC、THD、および電力制限を特長としているためフォームファクタの変更なしで音質を改善
製品の詳細
- 100dB DRステレオDAC (8kHz < fS < 96kHz)
- 91dB DRステレオADC (8kHz < fS < 96kHz)
- ステレオ低EMI D級アンプ
- チャネル当り950mW (8Ω、VSPKVDD_ = 4.2V)
- ステレオDirectDriveヘッドフォンアンプ
- 差動レシーバアンプ
- 2つのステレオシングルエンド/モノラル差動ライン入力
- 3つの差動マイクロフォン入力
- FlexSound技術
- 5バンドパラメトリックEQ
- 自動レベル制御(ALC)
- 偏移リミッタ
- スピーカ電力リミッタ
- スピーカ歪みリミッタ
- マイクロフォン自動利得制御およびノイズゲート
- デュアルI²S/PCM/TDM対応のディジタルオーディオインタフェース
- 非同期ディジタルミキシング
- マスタークロック周波数のサポート:10MHz~60MHz
- RF抑制アナログ入力/出力
- 大規模なクリック/ポップ抑制回路
- I²C制御インタフェース
- 63ピンWLPパッケージ(3.80mm x 3.30mm、ピッチ0.4mm)
MAX9888は、全機能内蔵のオーディオコーデックで、その高性能かつ低消費電力によって、ポータブルアプリケーションに最適です。
D級スピーカアンプは、2つのスピーカ用の高効率の増幅を備えています。低放射のため、完全にフィルタレスの動作が可能です。D級アンプがディセーブルの場合に、内蔵のバイパススイッチは、必要に応じて外付けアンプを変換器に接続します。
DirectDrive®ヘッドフォンアンプは真のグランド基準出力のため、大型の出力コンデンサは不要です。1.8Vヘッドフォン動作によって、低消費電力が確保されます。このデバイスは、差動レシーバアンプも内蔵しています。
3つの差動アナログマイクロフォン入力、および2つのPDMディジタルマイクロフォンのサポートも使用可能です。内蔵スイッチによって、マイクロフォン信号を外部機器に配線することができます。2つのフレキシブルなシングルエンドまたは差動ライン入力は、FMラジオやその他のソースに接続することができます。
内蔵のFlexSound™技術は、スピーカ破損の防止のために出力の最大歪みと電力を制限しながら、信号レベルと周波数応答を最適化することによって、大電力スピーカ性能を向上させます。自動利得制御(AGC)とノイズゲートによって、マイクロフォン信号の信号レベルがADCダイナミックレンジを最大限に活用するように最適化されます。
このデバイスは、-40℃~+85℃のに拡張温度範囲での動作が完全に保証されています。
ドキュメント
これは最新改訂バージョンのデータシートです。
ハードウェア・エコシステム
製品モデル | 製品ライフサイクル | 詳細 |
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オーディオ・コーデック 1 | ||
MAX98089 | 製造中 | オーディオコーデック、FlexSoundプロセッサ内蔵 |
評価用キット
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