MAX6881
デュアル/トリプル電圧、電源シーケンサ/監視回路
製品の詳細
デュアル/トリプル電圧モニタのMAX6880~MAX6883は、電源投入状態時に電源のシーケンスを取るように設計されています。すべての電圧が各スレッショルドを上回ると、スイッチとして使用されるnチャネルMOSFETをエンハンスして、これらのデバイスはシステムへの電圧を順次オンにします。シーケンシングされる各電圧間の時間は外付けコンデンサによって設定されるため、遅延タイミングを自由に設定することが可能です。MAX6880/MAX6881は3つの電圧、MAX6882/MAX6883は2つの電圧をシーケンシングします。
これらのデバイスは最初にすべての電圧を監視し、全電圧が各許容値以内の場合は、内蔵チャージポンプが外付けnチャネルMOSFETを順次エンハンスして、これらの電圧をシステムに印加します。内蔵チャージポンプは各入力電圧より5V高くゲート電圧を駆動します。このことよって、MOSFETは完全エンハンスされオン抵抗値が低減されます。
MAX6880~MAX6883はコンデンサで調整可能なスルーレート制御を備え、ターンオン特性を制御します。すべての電圧が各最終値の92.5%に達すると、パワーグッド出力(MAX6880/MAX6882)信号がアクティブになります。パワーグッド出力(PG//RST)を、外付けコンデンサを使って遅延させ、パワーオンリセットを遅延させることができます。最初の電源投入フェーズの後に、MAX6880~MAX6883は電圧を継続的に監視します。電圧のいずれかがそのスレッショルドを下回ると、MOSFETはすぐにオフにされ、各電圧は同時に追跡されます。100Ωの内蔵プルダウン抵抗によって、MOSFETのソースの容量性負荷が急速に放電されます。するとパワーグッド出力はローになり、システムリセットが提供されます。
MAX6880~MAX6883は4mm x 4mmの小型24ピンおよび16ピンTQFNパッケージで提供され、拡張温度範囲(-40℃~+85℃)での動作が保証されています。
アプリケーション
- マルチ電圧システム
- ネットワーキングシステム
- サーバ/ワークステーション
- ストレージ機器
- テレコム
ドキュメント
これは最新改訂バージョンのデータシートです。
ハードウェア・エコシステム
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