MAX6603
デュアルチャネル、白金、RTD-電圧信号コンディショナ
敏感なマイクロコントローラ入力の保護に加え、ESD (±8kV定格)に対する完全な車載用フォルト保護およびバッテリ短絡フォルト保護を提供することで、基板スペースを削減し、高価なディスクリートソリューションと置き換わる
製品の詳細
- 白金RTD温度信号を増幅
- RTD入力での±5kV ESD保護
- RTD入力での+16V過電圧障害保護
- 小さいRTD励振電流によって自己発熱エラーを最低限に抑制
- 小型10ピンTDFNパッケージ
- 完全レシオメトリック動作
- 標準的なRTDに必要なキャリブレーションが不要
- RTD診断チェック
- 高精度:±6℃ (max) (+400℃~+600℃)
MAX6603はデュアルチャネル、白金、RTD-電圧信号コンディショナで、2つの200Ωの外付け白金測温抵抗体デバイス(Pt RTD)の信号を励振、増幅して、温度測定用の高電圧、レベルフィルタリングされた信号を実現します。MAX6603は直接レシオメトリック出力電圧を供給し、アナログ-ディジタルコンバータ(ADC)を内蔵するマイクロコントローラとのインタフェースを簡素化します。外付けの高精度抵抗とキャリブレーションプロセスは不要です。MAX6603は、レシオメトリック励振電流、増幅、バッファ付き電圧出力、診断障害検出、および入力保護など不可欠な信号コンディショニング機能を搭載しています。MAX6603は-40℃~+1000℃の温度範囲で動作する2つのRTDからの信号を増幅し、温度情報を2つの独立したアナログ電圧として提供します。MAX6603は、+400℃~+600℃の温度範囲で±6℃ (max)の精度を備えています。
MAX6603はRTD温度検出プローブが使用される信頼性の高い動作用に、RTD入力に最大+16Vの過電圧保護、RTD入力端子に±5kVの静電放電(ESD)保護を備えています。MAX6603は障害があるかRTDを監視し、障害状態があるとそれぞれのアクティブローDG出力をローにアサートします。アナログ電圧出力を各種マイクロコントローラに容易に接続することができます。
MAX6603は小型10ピンTDFN-EPパッケージで提供され、+3V~+5.5Vの単一電源で-40℃~+125℃の自動車用温度範囲で動作します。
アプリケーション
- ブレーキシステム
- EURO IV規制に適合するエンジン制御管理
- 食品輸送監視システム
- 産業用プロセス計測
- 産業用温度センサー
ドキュメント
これは最新改訂バージョンのデータシートです。
最新のディスカッション
max6603に関するディスカッションはまだありません。意見を投稿しますか?
EngineerZone®でディスカッションを始める