MAX5952
Power over Ethernet用、ハイパワー、クワッド、PSEコントローラ
IEEE 802.3at規格に準拠し、ハイパワー(POE+) PSEアプリケーションに最大45Wを供給
製品の詳細
- IEEE 802.3af準拠/IEEE 802.3at策定時準拠予定
- I²Cインタフェースを通じてポート電流の瞬時読取り
- 大電力モードによってポート当り最大45W可能
- レガシデバイス用の大容量検出
- MAX5945およびLTC4258/LTC4259Aとピンコンパチブル
- 4個の独立した電源スイッチコントローラ
- PDの検出および分類
- DCおよびACの負荷除去検出に対応
- I²C対応の3線式シリアルインタフェース
- 電流フォールドバックおよびディーティサイクル制御による電流制限
- オープンドレインアクティブローINT信号
- ダイレクト高速シャットダウン制御機能
MAX5952は、IEEE® 802.3af準拠/IEEE 802.3at策定時に準拠予定の給電機器(PSE)用に設計されたクワッド-48V電源コントローラです。このデバイスは、IEEE 802.3af規格にしたがって、受電機器(PD)の検出、分類、電流制限、およびDCとACの負荷切断検出を行います。MAX5952は、PSEコントローラのMAX5945/LTC4258/LTC4259Aとピンコンパチブルで、さまざまな追加機能を提供します。
MAX5952は、ポート当り最大45Wを提供する大電力モードを備えています。MAX5952は、I²Cインタフェースを通じて各ポート電流の瞬時読取りを行います。また、MAX5952はレガシPD用の大容量検出も提供します。
このデバイスは、I²C対応の3線式シリアルインタフェースを備え、完全にソフトウェアのみで設定およびプログラムすることができます。クラス過電流検出機能によって、PDがその許容量を超える電流を消費するかどうかをシステム電源管理で検出することができます。MAX5952の広範なプログラマブル機能によって、システムのフレキシビリティがさらに高まり、フィールド診断が可能であるため、他のアプリケーションにも使用することができます。
MAX5952は、さまざまなシステム要件に対応した4つの動作モードを備えています。オートモードでは、このデバイスはソフトウェア監視なしで、自動的に動作することができます。セミオートモードでは、初期のソフトウェア起動後にポートに接続されたデバイスを自動的に検出して分類しますが、ソフトウェアによって指示されるまでそのポートを起動しません。マニュアルモードでは、デバイスのソフトウェア全体の制御が可能になり、システム診断に役立ちます。シャットダウンモードでは、すべてのアクティビティを終了し、ポートへの電源を安全にオフにします。
MAX5952は、入力低電圧ロックアウト(UVLO)、入力低電圧検出、入力過電圧ロックアウト、温度過昇検出、起動時の出力電圧スルーレート制限、パワーグッドステータス、およびフォルトステータスを備えています。MAX5952のプログラマブル機能には、起動タイムアウト、過電流タイムアウト、および負荷切断検出タイムアウトが含まれます。
MAX5952は、36ピンSSOPパッケージで提供され、拡張(-40℃~+85℃)および上位民生(0℃~+85℃)用温度範囲の両方での動作が保証されています。
アプリケーション
- ミッドスパンパワーインジェクタ
- 給電機器(PSE)
- スイッチ/ルータ
ドキュメント
これは最新改訂バージョンのデータシートです。
評価用キット
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