MAX5406
プッシュボタンインタフェース付きオーディオプロセッサ
製品の詳細
ステレオオーディオプロセッサのMAX5406は、音量、バランス、バス、およびトレブル制御で完全なオーディオソリューションを提供します。この製品は、音量制御用の32タップ対数ポテンショメータ、バランス制御用のデュアルポテンショメータ、およびトーン制御用のリニアディジタルポテンショメータを備えています。シンプルなデバウンスプッシュボタンインタフェースで全機能が制御されます。MAX5406はボタンプッシュごとにワイパ設定を一つ進めます。マキシム独自のSmartWiper™制御によってマイクロコントローラ(µC)が不要となりワイパ遷移レートを上げます。1秒以上制御入力をローに維持すると4秒間、4Hzレートその後は16Hzでワイパを1つ進めます。クリック/ポップノイズ抑制機能を備えているためワイパ動作によって生じる可聴ノイズがなくなります。
MAX5406は、内部で左右チャネルを組み合わせたサブウーファ出力を提供します。外付けフィルタコンデンサによってサブウーファ出力用のカットオフ周波数のカスタマイズが可能です。バスブーストモードによって左右チャネルの低周波数応答が向上します。内蔵のバイアスアンプが必要な(VDD + VSS) / 2バイアス電圧を生成するためユニポーラ動作用の外付けオペアンプが不要です。
MAX5406はアンビエンス制御を特長としており、ヘッドフォンおよびデスクトップスピーカシステム用の左右チャネル出力の分離を高め、およびステレオサウンドをモノラル信号に近似させる擬似ステレオ機能も備えています。
MAX5406は7mm x 7mmの48ピンTQFNパッケージおよび48ピンTSSOPパッケージで提供され、拡張温度範囲(-40℃~+85℃)での動作が保証されています。
アプリケーション
- デスクトップスピーカ
- フラットスクリーンTV
- カラオケ機器
- PDAまたはMP3プレーヤードッキングステーション
- ポータブルオーディオ
ドキュメント
これは最新改訂バージョンのデータシートです。
ハードウェア・エコシステム
最新のディスカッション
max5406に関するディスカッションはまだありません。意見を投稿しますか?
EngineerZone®でディスカッションを始める