MAX2034
デジタル設定可能な入力インピーダンス付き、クワッドチャネル、超低ノイズアンプ
50Ω、100Ω、200Ω、および1kΩの入力インピーダンスに設定可能な機能を備えた、19dBの利得および2.2dBのNFを提供する、全機能内蔵クワッド超音波LNA
製品の詳細
- 4チャネルの高度集積化
- 50Ω、100Ω、200Ωおよび1kΩにディジタル設定可能な入力インピーダンス(RIN)
- 入力クランプ内蔵
- 入力ダンピングコンデンサ内蔵
- 超低ノイズ指数:2.2dB (RS = RIN = 200Ωにおいて)
- 70MHz、-3dBの帯域幅
- 低電力損失:チャネル当たり58mW
- 優れた2次高調波画像処理性能を発揮するHD2:-68dBc (VOUT = 1VP-PおよびfIN = 5MHzにおいて)
- 優れたPW/CWドップラ性能を発揮するツートーン、超音波固有の* IMD3:-55dBc (VOUT = 1VP-PおよびfIN = 5MHzにおいて)
- 迅速な大信号過負荷リカバリ
- 単一電源動作:+5V
- スリープモード
MAX2034は4チャネル、低電力、超低ノイズ、プリアンプであり、超音波および医療用計測アプリケーション用に設計されています。各ローノイズアンプはシングルエンド入力、差動出力、19dBの高精度固定利得、および70MHzの-3dB広帯域幅を備えています。アンプは高利得精度のため、高性能の超音波画像処理アプリケーションに不可欠な優れたチャネル間の利得マッチングが可能です。また、MAX2034は設定可能な入力インピーダンス機能を備えているため、このデバイスは50Ω~1kΩの範囲の幅広いコモンソースインピーダンスに対応することができます。各アンプの入力インピーダンスは、アクティブなインピーダンスマッチング用にフィードバック構成を採用しています。アクティブな入力インピーダンスマッチング機能によって、200Ωのソース/入力インピーダンスで2.2dBの超低ノイズ指数を実現しています。
MAX2034は、2次高調波2D画像処理や持続波ドップラなどあらゆる超音波画像処理モダリティに最適な優れたダイナミック/リニアリティ性能特性を備えています。このデバイスは、VOUT = 1VP-PおよびfIN = 5MHzにおいて-68dBcの2次高調波歪みと、VOUT = 1VP-PおよびfIN = 5MHzにおいて-55dBcの超音波固有の*ツートーン、3次相互変調歪み性能を発揮します。
また、MAX2034は、超音波入力バッファ画像処理アプリケーションにおいて通常見られる大入力信号状態での動作の迅速な過負荷回復にも最適化されています。
MAX2034は、エクスポーズドパッド付きの48ピンTQFNパッケージで提供されます。電気的性能は、0℃~+70℃の温度範囲にわたって保証されます。
アプリケーション
- ソナー信号アンプ
- 超音波画像化
ドキュメント
これは最新改訂バージョンのデータシートです。