MAX1897
マルチフェーズ、ステップダウン電源用、Quick-PWMスレーブコントローラ
製品の詳細
- Quick-PWMスレーブコントローラ
- 高精度アクティブ電流バランス(±1.25mV)
- 高精度可変電流制限スレッショルド
- 低出力電圧(2V以下)に最適
- バッテリ入力範囲:4V~28V
- スイッチング周波数:固定300kHz (MAX1887)、または200kHz/300kHz/550kHzを選択可能(MAX1897)
- 大型同期整流器MOSFET駆動
- ICC消費電流:525µA (typ)
- スタンバイ消費電流:20µA
- シャットダウン消費電流:1µA以下(MAX1897)
- 小型16ピンQSOPパッケージ(MAX1887)、小型5mm x 5mmの20ピンQFNパッケージ(MAX1897)、または5mm x 5mmの20ピンTQFNパッケージ(MAX1897)
ステップダウンスレーブコントローラのMAX1887/MAX1897は、低電圧、大電流、多相DC-DCアプリケーション用に設計されています。スレーブコントローラのMAX1887/MAX1897はマキシムのQuick-PWM™ステップダウンコントローラと組み合わせて、多相DC-DCコンバータを構成することができます。MAX1718などの既存のQuick-PWMコントローラはマスタコントローラとして機能し、高精度出力電圧レギュレーション、高速過渡応答、および障害保護機能を提供します。マスタのローサイドゲートドライバと同期して、MAX1887/MAX1897は、Quick-PWM一定オンタイムコントローラ、同期整流器用ドライバ、アクティブ電流バランス、および高精度電流制限回路を内蔵しています。
MAX1887/MAX1897は、他のQuick-PWMコントローラと同様に、高効率、超低デューティファクタ能力、および優れた過渡応答を備えています。さらに、MAX1887/MAX1897は、電流検出抵抗を流れるマスタおよびスレーブ双方のインダクタ電流を差動的に検出します。これらの差動入力と、外付けリファレンスから得られる可変電流制限スレッショルドによって、スレーブコントローラがインダクタ電流を高精度でバランスを保ち、高精度電流制限保護を実現することができます。また、MAX1887/MAX1897の2つの目的を持った電流制限入力により、マスタコントローラがシャットダウンすると、スレーブコントローラが低電力スタンバイモードに自動的に移ります。
MAX1887はローサイドゲートドライバの立上がりエッジでトリガし、マスタおよびスレーブのオンタイムを交互に起動させて、位相差動作を起こさせます。この動作によって入力リップル電流と、結果的に入力コンデンサの数を削減することができます。MAX1897は選択可能なトリガ極性を備え、位相ずれまたは同時同相動作を行うことができます。
アプリケーション
- CPUコア電源
- ノートブックコンピュータ
- サーバ/デスクトップコンピュータ
- シングルステージ(BATTからVCOREの)コンバータ
- テレコム
- 2段(+5VからVCORE)コンバータ
ドキュメント
これは最新改訂バージョンのデータシートです。
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