MAX1885
クワッド出力、TFT LCD DC-DCコンバータ、バッファ付
製品の詳細
- 500kHz/1MHz電流モードPWMステップアップレギュレータ
- 最大+13V主ハイパワー出力
- 精度±1%
- 高効率(91%)
- デュアル定電圧チャージポンプ出力(MAX1778/MAX1880~MAX1882のみ)
- 最大+40V正チャージポンプ出力
- 最大-40V負チャージポンプ出力
- 低ドロップアウト40mAリニアレギュレータ(MAX1778/MAX1881/MAX1883/MAX1884のみ)
- 最大+15V LDO入力
- オプションの大電流(外付けトランジスタによる)
- 2.7V~5.5V入力電源
- 内部電源シーケンスとソフトスタート
- パワーレディ出力
- 調整可能なフォルト検出ラッチ
- 過熱保護(+160℃)
- 0.1µAシャットダウン電流
- 0.7mA IN静止電流
- 超小型外付け部品
- 薄型TSSOPパッケージ(高さ1.1mm、max)
多出力DC-DCコンバータMAX1778/MAX1880~MAX1885は、薄型TSSOPパッケージのアクティブマトリクス薄膜トランジスタ(TFT)液晶ディスプレイ(LCD)に必要な安定化された電圧を供給します。1つのハイパワーステップアップコンバータと2つのローパワーチャージポンプが、2.7V~5.5Vの入力電圧を3つの独立した出力電圧に変換します。内蔵のリニアレギュレータとVCOMバッファが、電源の仕様を補っています。
メインステップアップコンバータは、ディスプレイの行/列ドライバに供給する最大13Vまでの高精度の出力電圧を外部設定により発生します。このコンバータでは、高いスイッチング周波数と電流モードPWMアーキテクチャを採用しており、過渡応答が速く小さい薄型のインダクタとセラミックコンデンサを使用することができます。ローパワーのBiCMOS制御回路網と内部の14Vスイッチ(0.35≈ NチャネルMOSFET)により、最大91%の効率が得られます。
デュアルローパワーチャージポンプ(MAX1778/MAX1880/MAX1881/MAX1882のみ)は、1つの正出力(VPOS)と1つの負出力(VNEG)をそれぞれ定電圧化します。これらローパワー出力には、最大+40V~-40Vの出力電圧を調整するために外付けのダイオードとコンデンサ段(必要なだけの段数)を使用しています。独自の制御機構により、両チャージポンプのコンデンサのサイズだけでなく出力リップルも最小限に抑えています。
抵抗プログラマブル、40mA低ドロップアウトリニアレギュレータ(MAX1778/MAX1881/MAX1883/MAX1884のみ)は、電源のいずれに対してもプリレギュレーションまたはポストレギュレーションを行ないます。大電流を必要とするアプリケーションでは、外部にトランジスタを追加できます。さらに、VCOMバッファは、TFT LCDパネルの容量性バックプレーンの駆動に理想的な大電流出力を備えています。VCOMバッファの出力電圧は、内部の50%抵抗分圧器でプリセットされており、また、外部で他の電圧に調整することもできます。
MAX1778/MAX1880~MAX1885では、ラッチ付きフォルト検出回路を設け、出力の低電圧と過負荷状態に対してデバイスを停止し保護しています。どのデバイスにも、超薄型TSSOPパッケージ(高さ1.1mm、max)のものがあります。
アプリケーション
- TFT LCDデスクトップモニタパネル
- TFT LCDノートブックディスプレイ
ドキュメント
これは最新改訂バージョンのデータシートです。
最新のディスカッション
max1885に関するディスカッションはまだありません。意見を投稿しますか?
EngineerZone®でディスカッションを始める