MAX17080
AMD 2/3出力モバイルシリアルVIDコントローラ
AMDのシリアルVIDインタフェース(SVI) CPUおよびノースブリッジ(NB)コア電源用、シングルパワーマネージメントソリューション
製品の詳細
- デュアル出力固定周波数コア電源コントローラ
- 起動時に分割または結合出力を検出
- ダイナミック位相選択によってアクティブ/スリープ効率を最適化
- 過渡的な位相反復によって出力容量を低減
- 真の逆位相動作によって入力容量を低減
- 設定可能なACおよびDCドループ
- 高精度の電流バランスおよび電流制限
- 大規模同期整流器MOSFET用のドライバ内蔵
- 設定可能なスイッチング周波数:100kHz~600kHz
- バッテリ入力電圧範囲:4V~26V
- 3A内部スイッチNorthbridge SMPS
- 入力電圧範囲:2.7V~5.5V
- 2つの設定可能なスイッチング周波数
- 100mΩ/50mΩパワースイッチ
- VOUT精度:±0.5% (全ライン、負荷、および温度範囲)
- 切り替え可能なアドレスを備えたAMD SVI対応シリアルインタフェースを付き
- 7ビット内蔵DAC:0~+1.550Vの出力調整範囲
- ブーストスイッチ内蔵
- 調整可能なスルーレート制御
- パワーグッド(PWRGD)および過熱フォルト(アクティブローVRHOT)出力
- システムパワーOK (PGD_IN)入力
- 過電圧、低電圧、および過熱フォルト保護
- 電圧ソフトスタートおよびパッシブシャットダウン
- シャットダウン電流:1µA (typ)以下
MAX17080は、AMDのシリアルVIDインタフェース(SVI) CPUおよびノースブリッジ(NB)コア電源用のトリプル出力、ステップダウン、固定周波数コントローラです。MAX17080は、CPUコア用の2つの大電流SMPS、およびNBコア用の1つの3A内部スイッチSMPSで構成されています。2つのCPUコアSMPSは、真のインタリーブ動作の180°逆位相で動作し、入力容量を最小限に抑えます。3A内部スイッチSMPSは、コアSMPSの2倍のスイッチング周波数で動作し、外付け部品のサイズを縮小します。
MAX17080は、AMD SVIに完全対応しています。出力電圧は、2線式SVIを通じてダイナミックに変化するため、SMPSをさまざまな電圧に個別にプログラムすることができます。スルーレートコントローラによって、VIDコード間の遷移の制御やソフトスタートの制御が可能です。また、SVIによって、各SMPSを低電力パルススキップ状態に個別に設定することができます。
過渡的な位相反復が、固定周波数アーキテクチャの応答を向上させ、CPUコアの総出力容量を小さくします。サーミスタベースの温度センサーが、設定可能な過熱フォルト出力(アクティブローVRHOT)を提供します。
MAX17080は、出力過電圧保護(OVP)、低電圧保護(UVP)、および過熱保護を備えています。これらの保護機能のいずれかがフォルトを検出すると、コントローラはシャットダウンします。真の差動電流検出が、電流制限と負荷ラインの精度を向上させています。MAX17080は、調整可能なスイッチング周波数を備えているため、コア用SMPS当り100kHz~600kHzの動作、およびNB用SMPSの場合はその2倍の周波数が可能です。
アプリケーション
- モバイルAMD SVIコア電源
- マルチフェーズCPUコア電源
- ノートブック/デスクトップコンピュータ
- 電圧ポジション、ステップダウンコンバータ
ドキュメント
これは最新改訂バージョンのデータシートです。
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