MAX16927
車載用TFT LCD電源、ブースト、バック、およびCukコンバータ、VCOMバッファ、ゲートドライバ、およびSPIインタフェース内蔵
全機能内蔵、車載用TFT LCDバイアス電源
製品の詳細
- 動作電圧範囲:4.5V~16V (IN3)または3V~5.5V (INA)
- 16V入力、2AバックコンバータはTFTバイアス電源回路および/またはその他の外部回路に3.3V出力を供給
- 柔軟な構成により1つの高出力の正の出力(18V/200mA)または正の出力(18V/100mA)と負の出力(-12V/100mA)が可能
- 1つの正のゲート電圧レギュレータ
- 1つの負のゲート電圧コントローラ
- 0V~1Vのオフセットを備えたDAC制御のVCOMバッファ
- 高周波数動作
- 2.1MHz (バックコンバータ)
- 1.2MHz (ブーストおよびCukコンバータ)
- コンバータの位相差動作による低EMI
- 外部制御によるブーストおよびCukのスペクトラム拡散スイッチング
- スタンドアローンとSPI制御の両方のモードでの非常に柔軟なシーケンシング
- True Shutdownブーストコンバータ
- 低電流シャットダウンモード(10µA以下)
- SPI制御インタフェース
- ソフトスタート内蔵
- 過熱シャットダウン
- 動作温度範囲:-40℃~+105℃
- AEC-Q100認定
MAX16927は、車載TFT LCDアプリケーション用の高集積電源です。このデバイスは、1つのバックコンバータ、1つのブーストコンバータ、1つのCukコンバータ、2つのゲート電圧コントローラ、および2つのVCOMバッファ(1つは負の出力電圧をサポート)を内蔵しています。このデバイスは4.5V~16Vの電源電圧で動作するように設計されているため、車載TFT LCDアプリケーションに最適です。また、利用可能な3V~5.5Vの電源による動作も可能です。
このデバイスは、内蔵のSPIインタフェースを使用して制御と診断を行います。SPIインタフェースは、内蔵の7ビットDACを介してVCOMバッファの出力を最大+1Vに調整します。SPIを介して、または3つのプリセットスタンドアローンモードの1つを使用して、スタートアップおよびシャットダウンシーケンス制御することができます。
このデバイスは低EMIのために最適化されています。スペクトラム拡散機能を使用してピーク妨害が低減されます。バックコンバータはスペクトラム拡散が常にイネーブルされますが、ブーストおよびCukコンバータについては外部入力(SSEN)を介してイネーブルします。ブーストおよびCukコンバータを180°位相差で動作させることによって、追加のEMIがさらに強化されます。
このデバイスはnMOSスイッチ用の制御出力を内蔵しているため、負のVSL出力の柔軟なシーケンシングが可能です。ブーストコンバータの直列pMOSスイッチ用の駆動出力も内蔵しており、True Shutdown™が可能です。
このデバイスはエクスポーズドパッドを備えた48リードのTQFNパッケージで提供され、-40℃~+105℃の温度範囲で動作します。
アプリケーション
- 車載セントラルインフォメーションディスプレイ
- 車載ダッシュボード
- 車載用ナビゲーションシステム
ドキュメント
これは最新改訂バージョンのデータシートです。
評価用キット
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