MAX16032
不揮発性フォルトメモリ内蔵、EEPROMベースシステムモニタ
ネットワーク、テレコム、およびサーバ機器などの高信頼性システムのアップタイムを最大限にするEEPROM設定可能なデバイス
製品の詳細
- 電源電圧動作範囲:2.85V~14V
- 1%の高精度で最大8つの電圧(シングルエンドまたは擬似差動)を監視
- EEPROM設定可能な限界値
- 2つの低電圧と2つの過電圧
- 2つの過昇温度
- 2つの過電流
- 過電流出力付きハイサイド電流検出アンプ(MAX16031のみ)
- 最大3つの温度(内部1/リモート2)を監視
- 不揮発性フォルトメモリにフォルト状態を保存して後から読取り可能
- 設定可能なフォルト出力を2つ追加
- 2つの設定可能なGPIO
- アクティブローALERT出力とバスタイムアウト機能付きSMBus/I²C対応インタフェース
- JTAGインタフェース
- 7mm x 7mmの48ピンTQFNパッケージ
EEPROM設定可能なシステムモニタのMAX16031/MAX16032は、複合システムの電圧、温度、および電流の監視用に設計された10ビットのアナログ-デジタルコンバータ(ADC)を内蔵しています。これらのEEPROM設定可能なデバイスによって、動作範囲、上限/下限値、フォルト出力設定、および動作モードを極めてフレキシブルに選択することができ、これらの値をデバイス内に格納することができます。
MAX16031は、最大8つの電圧、3つの温度(1個の内部/2個の外部リモート温度ダイオード)、および1つの電流を監視します。MAX16032は、最大6つの電圧、および2つの温度(1個の内部/1個のリモート温度ダイオード)を監視します。監視対象のパラメータはそれぞれ、ADCに多重化され、各レジスタに書き込まれ、SMBus™およびJTAGインタフェースから読み取ることができます。
各測定値は、ユーザ設定可能な上限/下限値と比較されます。電圧測定値の場合、2個の低電圧限界値と2個の過電圧限界値があります。電流と温度の場合、2組の上限値があります。測定値が限界値の範囲外の場合、アラート信号が生成されてプロセッサに通知します。割り当てられたチャネルでアサートするために設定される過電流、過昇温度、および低電圧/過電圧に対し、独立した出力を使用することができます。また、温度、電流、または電圧フォルトの2次限界を提供するか、または個別の過電圧出力を提供するために設定される非専用のフォルト出力もあります。
システムシャットダウンなどの重大なフォルトイベント時、MAX16031/MAX16032は内部ADCレジスタを不揮発性EEPROMレジスタに自動的にコピーし、後で診断目的としてコピーした内容を読み取ることができるようにします。
MAX16031/MAX16032は、さらに電圧シーケンス、フォルト出力の追加、マニュアルリセット入力、または読取り/書込みロジックレベルに使用するGPIOも提供します。独立した出力を持つ個別の電流検出アンプによって、過電流状態の発生時に高速シャットオフを実行することができます。MAX16031/MAX16032は、7mm x 7mmのTQFNパッケージで提供され、-40℃~+85℃の温度範囲での動作が保証されています。
アプリケーション
- ネットワーキング
- サーバ
- ストレージシステム
- テレコム
- ワークステーション
ドキュメント
これは最新改訂バージョンのデータシートです。
評価用キット
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