MAX1430
IFアプリケーション用、-76.8dBFSノイズフロア、15ビット、100Msps ADC
製品の詳細
- 最小サンプリングレート:100Msps
- ノイズフロア:-76.8dBFS
- 優れたダイナミック性能
- 72.8dB SNR (fIN = 70MHzおよびAIN = -2dBFSの場合)
- 86dBc/83dBcシングルトーンSFDR1/SFDR2 (fIN = 70MHzおよびAIN = -2dBFSの場合)
- -92dBマルチトーンSFDR (fIN1 = 69MHz
およびfIN2 = 71MHzの場合)
- サンプリングジッタ:0.25ps以下
- 完全差動アナログ入力電圧範囲:2.2VP-P
- CMOS対応の2の補数データ出力
- 独立したデータ有効クロックおよびオーバレンジ出力
- フレキシブル入力クロックバッファ
- MAX1430のEVキットあり(MAX1427EVKITをお求めください)
MAX1430は、5V、高速、高性能アナログ-ディジタルコンバータ(ADC)であり、完全差動広帯域トラック/ホールド(T/H)、および15ビットコンバータコアを備えています。MAX1430は、特に厳しいダイナミック性能要件に適合するADCを必要とするマルチチャネル、マルチモードレシーバ用に最適化されています。-76.8dBFSのノイズフロアによって、MAX1430は優れた感度のレシーバの設計が可能です。
MAX1430は、69MHzと71MHzの入力トーンに対し、-92dBcの2トーン、スプリアスフリーダイナミックレンジ(SFDR)を達成しています。MAX1430は、fIN = 70MHzにおいて72.8dBの優れた信号対ノイズ比(SNR)と86dBc/83dBcのシングルトーンSFDR性能(SFDR1/SFDR2)、および100Mspsのサンプリングレートを達成しています。このため、この製品は高性能ディジタルレシーバに最適です。
MAX1430は、アナログ5Vとディジタル3V電源で動作し、2.2VP-Pのフルスケール入力範囲を備えており、最大100Mspsのサンプリング速度が可能です。入力T/Hは、350MHzの-1dBフルパワー帯域幅で動作します。
MAX1430は、2の補数フォーマットのパラレル、CMOS対応出力を備えています。広範なロジックデバイスとインタフェースするために、このADCは2.3V~3.5Vの個別の出力ドライバ電源を提供します。MAX1430は、低熱抵抗用のエクスポーズドパッド(EP)付き、8mm x 8mmの56ピンTQFNパッケージで提供され、-40℃~+85℃の拡張工業用温度範囲での動作が保証されています。
fCLK/3以上の入力周波数の高ダイナミック性能が必要なアプリケーションには、MAX1418、MAX1428、およびMAX1430のIF製品(フルデータシートの「Pin-Compatible Higher/Lower Speed Versions Selection (ピンコンパチブルの高/低速製品の選択)」表を参照)を推奨します。ベースバンドの姉妹製品であるMAX1429と異なり、MAX1430はfCLK/3以上の入力周波数に最適です。
アプリケーション
- アンテナアレイ処理
- セルラ基地局トランシーバシステム(BTS)
- E911ロケーションレシーバ
- マルチ標準レシーバ
- パワーアンプリニアリティ補正
- シングルおよびマルチキャリアレシーバ
- ワイヤレスローカルループ(WLL)
ドキュメント
これは最新改訂バージョンのデータシートです。
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