MAX1218
ブロードバンドアプリケーション用、1.8V、デュアル、12ビット、170Msps ADC
製品の詳細
MAX1218はデュアル、12ビット、170Mspsのモノリシックアナログ-ディジタルコンバータ(ADC)であり、最高250MHzの入力周波数の卓越したダイナミック性能を発揮します。このデバイスは最高170Mspsの変換レートで動作しますが、チャネル当りの消費電力はわずか700mWです。
170Mspsおよび200MHzの入力周波数において、MAX1218は、200MHzで66.2dBの優れた信号対ノイズ比(SNR)で78dBcのスプリアスフリーダイナミックレンジ(SFDR)を実現します。SNRは、最高250MHzの入力トーンに対し(3dB以内で)フラットに維持されます。このため、MAX1218は、通信レシーバ、ケーブルヘッドエンドレシーバ、および携帯基地局トランシーバのパワーアンププリディストーションなどの広帯域アプリケーションに最適です。
MAX1218は1.8Vの単一電源で動作します。各チャネルのアナログ入力は、AC結合、差動、またはシングルエンド動作用に設計されています。また、このADCは最高340MHzのクロック周波数を受け付け、入力クロックソースの位相ノイズを低減する選択可能な2分周クロック回路も内蔵しています。最良の性能を得るためには、低電圧差動信号(LVDS)のサンプリングクロックが推奨されます。このコンバータのディジタル出力はLVDS対応であり、2の補数またはオフセットバイナリのデータ形式を選択することができます。
MAX1218はエクスポーズドパッド付き100ピンTQFPパッケージで提供され、拡張温度範囲(-40℃~+85℃)での動作が保証されています。MAX1218よりも高速または低速のピンコンパチブルデバイスについては、MAX1217 (125Msps)およびMAX1219 (210Msps)のデータシートを参照してください。
アプリケーション
- ATEおよび計測器
- ケーブルデジタルリターンパストランスミッタ
- ケーブルモデム終端システム(CMTS)
- セルラ基地局パワーアンプ直線化
- IFおよびベースバンドデジタル化
- レーダシステム
ドキュメント
これは最新改訂バージョンのデータシートです。
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