MAX1217
ブロードバンドアプリケーション用、1.8V、デュアル、12ビット、125Msps ADC
高速12ビットADCクラスの業界唯一のデュアルADC
製品の詳細
- 変換レート:125Msps
- 優れた低ノイズ特性
- SNR = 67dB (fIN = 100MHzにおいて)
- SNR = 65.3dB (fIN = 200MHzにおいて)
- 優れたダイナミックレンジ
- SFDR = 85dBc (fIN = 100MHzにおいて)
- SFDR = 80dBc (fIN = 200MHzにおいて)
- 1.8Vの単一電源
- 電力損失:1.3W (fSAMPLE = 125MspsおよびfIN = 10MHzにおいて)
- トラック/ホールドアンプ内蔵
- 1.24Vの内部バンドギャップリファレンス
- 選択可能な2分周クロック入力内蔵
- データクロック出力付きLVDSデジタル出力
- EVキット入手可能(MAX1217EVKITを注文してください)
MAX1217はデュアル、12ビット、125Mspsのモノリシック、アナログ-ディジタルコンバータ(ADC)であり、最高250MHzの入力周波数の卓越したダイナミック性能を発揮します。このデバイスは最高125Mspsの変換レートで動作しますが、チャネル当りの消費電力はわずか650mWです。
125Mspsおよび200MHzの入力周波数において、MAX1217は、200MHzで65.3dBの優れた信号対ノイズ比(SNR)で80dBcのスプリアスフリーダイナミックレンジ(SFDR)を実現します。SNRは、最高200MHzの入力トーンに対し(3dB以内で)フラットに維持されます。このため、MAX1217は、通信レシーバ、ケーブルヘッドエンドレシーバ、および携帯基地局トランシーバのパワーアンププリディストーションなどの広帯域アプリケーションに最適です。
MAX1217は1.8Vの単一電源で動作します。各チャネルのアナログ入力は、AC結合、差動、またはシングルエンド動作用に設計されています。また、このADCは最高250MHzのクロック周波数を受け付け、入力クロックソースの位相ノイズを低減する選択可能な2分周クロック回路も内蔵しています。最高の性能を得るには、低電圧差動信号(LVDS)のサンプリングクロックが推奨されます。このコンバータのディジタル出力はLVDS対応であり、2の補数またはオフセットバイナリのデータ形式を選択することができます。
MAX1217はエクスポーズドパッド付き100ピンTQFPパッケージで提供され、拡張温度範囲(-40℃~+85℃)での動作が保証されています。MAX1217よりも高速なピンコンパチブルデバイスについては、MAX1218 (170Msps)およびMAX1219 (210Msps)のデータシートを参照してください。
アプリケーション
- ATEおよび計測器
- ケーブルデジタルリターンパストランスミッタ
- ケーブルモデム終端システム(CMTS)
- セルラ基地局パワーアンプ直線化
- IFおよびベースバンドデジタル化
- レーダシステム
ドキュメント
これは最新改訂バージョンのデータシートです。
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