MAX11040
24ビット、4チャネル、同時サンプリング、カスケード接続可能、シグマデルタADC
24ビット、シグマデルタADC、最大32チャネルまで同時カスケード可能
製品の詳細
- 4つの完全差動同時サンプリングチャネル
- カスケード接続による最大32チャネルの同時サンプリング
- 106dBのSN比(16ksps時)
- 117dBのSN比(1ksps時)
- 1000:1ダイナミックレンジで誤差は0.25%、処理時間16.7ms
- フルスケール入力範囲:±2.2V
- 過電圧保護入力:±6V
- 水晶発振器内蔵
- 2.5V、50ppm/℃の内部リファレンスまたは外部リファレンス
- 設定可能な出力データレート
- 範囲:0.25ksps~64ksps
- 分解能:0.065%
- 設定可能なサンプリング位相
- 1.33µsのステップで0~333µsの遅延
- SPI/QSPI/MICROWIRE/DSP対応の4線式シリアルインタフェース
- カスケード接続可能なインタフェースによって、単一のアクティブローCS信号を使って最大8つのデバイスを制御可能
- アナログ電源電圧:3.0V~3.6V
- ディジタル電源電圧:2.7V~VAVDD
- 38ピンTSSOPパッケージ
MAX11040は、24ビット、4チャネル、同時サンプリング、シグマデルタアナログ-ディジタルコンバータ(ADC)です。このデバイスは、最大8つのデバイスを同期する内蔵のカスケード機能を使用して、32チャネルもの同時サンプリングが可能です。MAX11040のシリアルインタフェースによって、単一のコマンドを使ってすべてのカスケード接続したデバイスからデータを読み取ることができます。4つの変調器が0.25ksps~64kspsの範囲に設定可能なデータ出力レートによって各完全差動アナログ入力を同時変換します。このデバイスは、106dBのSN比(16ksps時)および117dBのSN比(1ksps時)を達成します。MAX11040は、+3Vの単一電源で動作します。この差動アナログ入力範囲は、内部リファレンスを使用した場合±2.2Vです。外部リファレンスはオプションです。各入力は損傷を受けることなく最大±6Vまで過電圧保護されます。このデバイスは、内部水晶発振器または外部クロックソースを使用します。
MAX11040は、SPI™、QSPI™、およびMICROWIRE™、およびDSP対応の4線式シリアルインタフェースとコンパチブルです。内蔵のインタフェースロジックによって、1つのシリアルインタフェースが(単一のチップセレクトで)、最大8つのカスケード接続されたデバイスまたは32の同時サンプリングアナログ入力チャネルを制御することができます。
MAX11040は、パワーマネージメントシステムに最適です。各チャネルは、外付けの分周器、トランス、または入力フィルタに起因する位相シフトの内部補償を可能にする調節可能なサンプリング位相を備えています。出力データレートは、0.065%の分解能(16ksps以下の場合)で調整可能で、断続的な入力のさまざまな周波数をトラッキングすることができます。アクティブローSYNC入力によって、リモートタイミングソースを使用して複数のデバイスの変換タイミングの定期的な調節が可能です。
MAX11040は、38ピンTSSOPパッケージで提供され、-40℃~+105℃の工業用温度範囲が保証されています。
アプリケーション
- 産業用データ収集システム
- 医療用計測
- マルチ位相パワーシステム
- 電源保護リレー機器
ドキュメント
信頼性データ 1
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