MAX109
トラック/ホールドアンプ付き、1:4デマルチプレクサによるLVDS出力、8ビット、2.2Gsps ADC
44dBのナイキストを超えたSNRを備えるRF/IFサンプリング、8ビット、2.2Gsps ADC
製品の詳細
- 超高速、8ビット、2.2Gsps ADC
- 2.8GHzフルパワーアナログ入力帯域幅
- 優れたSNR (信号対ノイズ比)性能
- SNR:44.6dB (fIN = 300MHz)
- SNR:44dB (fIN = 1600MHz)
- 高IFでの優れたダイナミックレンジ
- SFDR:61.7dBc (fIN = 300MHz)
- SFDR:50.3dBc (fIN = 1600MHz)
- IM3:-60dBc (fIN1 = 1590MHzおよびfIN2 = 1610MHz)
- 500mVP-P差動アナログ入力
- 電力:6.8W (typ) (デマルチプレクサを含む)
- オフセット、フルスケール、およびサンプリングインスタンスの範囲が可変
- 50Ω差動アナログ入力
- 1:4逆多重化LVDS出力
- DDRおよびQDRモードを備えた標準FPGAとじかにインタフェース
MAX109は、2.2Gsps、8ビット、アナログ-ディジタルコンバータ(ADC)で、最高2.5GHzの周波数のアナログ信号を高精度でディジタル化することが可能です。高度なSiGeプロセスで製造されたMAX109は、高性能のトラック/ホールド(T/H)アンプ、量子化器、および1:4デマルチプレクサを、単一のモノリシックダイに内蔵しています。また、MAX109は調整可能なオフセット、フルスケール電圧(REFINによる)、およびサンプリングインスタンスも備えており、複数のADCを時間インタリーブすることができます。
広帯域の2.8GHzフルパワー帯域幅を備えた内部T/Hアンプの革新的な設計によって、第2ナイキスト領域までのフラットな周波数応答が可能になります。これによって、6.9ビットの優れたENOB性能が実現します。完全な差動コンパレータ設計とデコード回路によって、アウトオブシーケンスコードエラー(サーモメータバブルまたはスパークルコード)が低減され、優れた準安定性能(1014クロックサイクル)が提供されます。この設計によって、エラーのないコードが保証されます。
アナログ入力は、500mVP-P入力電圧範囲での差動とシングルエンド使用の両方用に設計されています。出力データは、標準のLVDSフォーマットで、内部1:4デマルプレクサによって逆多重化されます。LVDS出力は、3V~3.6Vの供給電圧範囲で動作し、単一3Vリファレンスシステムとの互換性を維持します。別のMAX109デバイスを追加してインタリーブするために制御入力が用意され、実効システムサンプリングレートを上昇させることができます。
MAX109は、256ピンSBGA (スーパーボールグリッドアレイ)パッケージで提供され、工業用拡張温度範囲(-40℃~+85℃)が保証されています。
アプリケーション
- ATEシステム
- デジタルオシロスコープ
- デジタルRF/IF信号処理
- 電子戦(EW)システム
- 高エネルギ物理計器
- 高速データ収集システム
- 光検出および測距(LIDAR)
- レーダ警戒レシーバ(RWR)
ドキュメント
これは最新改訂バージョンのデータシートです。
ツールおよびシミュレーション
IBISモデル 1
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