MAX104
±5V、1Gsps、8ビットADC、2.2GHzトラック/ホールドアンプ内蔵
46.2dB SINAD @1Gspsを持つ業界最高性能8ビットADC
製品の詳細
- 変換速度:1Gsps
- フルパワーアナログ入力帯域幅:2.2GHz
- 有効ビット数:fIN = 500MHz (ナイキスト周波数)において7.5以上
- INLおよびDNL:±0.25 LSB
- 50Ωの差動アナログ入力
- 入力信号範囲:±250mV
- 内蔵+2.5V高精度バンドギャップ電圧リファレンス
- ラッチ付差動PECLディジタル出力
- 低エラーレート:1Gspsにおける準安定状態は10-16
- 選択可能な8:16デマルチプレクサ
- 内部デマルチプレクサリセット入力(リセット出力付)
- パッケージ:192端子のESBGA
MAX104は、2.2GHzまでの帯域幅でアナログ信号の正確な数値化が可能なPECLコンパチブルの1Gsps、8ビットアナログ-ディジタルコンバータ(ADC)です。マキシム独自の高度GST-2バイポーラプロセスで製造されたMAX104は、高性能トラック/ホールド(T/H)アンプおよび量子化器を単一のモノリシックダイに集積化しています。
フルパワー入力帯域幅が2.2GHzと非常に広い内部T/Hは、革新的な設計により、ナイキスト周波数において高性能(有効ビット数7.5以上)を実現しています。完全差動コンパレータ設計およびデコード回路により、アウトオブシーケンス・コードエラー(サーモメータバブルまたはスパークルコード)を低減し、1016クロックサイクルにつき1エラーという優れた準安定性能を提供しています。エラーにより誤ったフルまたはゼロスケール出力が生じ得る他のADCと異なり、MAX104はエラーの大きさが1 LSBに制限されています。
アナログ入力は差動またはシングルエンド用に設計されており、入力電圧範囲は±250mVです。デュアル差動PECLコンパチブル出力データ経路により、インタフェースが容易になり、また、出力データ速度をサンプリングクロック速度の半分に低減する8:16デマルチプレクサを備えています。PECL出力は+3V~+5V範囲の任意の電源電圧で動作できるため、+3.3Vまたは+5V基準のシステムとコンパチブルです。他のMAX104デバイスをインターリーブして、実行システムサンプリング速度を増加させるための制御入力も提供されています。
MAX104のパッケージは25mm x 25mm、192端子のエンハンスドスーパーボールグリッドアレイ(ESBGA™)です。温度範囲は民生用(0℃~+70℃)のものが用意されています。
アプリケーション
- 自動試験装置(ATE)
- デジタルオシロスコープ
- デジタルRF/IF信号処理
- ダイレクトRFダウンコンバージョン
- 高エネルギー物理学
- 高速データ収集
- レーダ/ソナー/ECMシステム
ドキュメント
これは最新改訂バージョンのデータシートです。
ハードウェア・エコシステム
最新のディスカッション
max104に関するディスカッションはまだありません。意見を投稿しますか?
EngineerZone®でディスカッションを始める