FAQ
AD737 - FAQ
AC、DC信号の実効値測定
Q:RMS-DC変換器は、AC信号だけでなくAC+DC信号の実効値も測定できるのでしょうか。
A:入力をDCカップリングとすれば、DC+AC信号の実効値を測定することが可能です。入力の電圧範囲に注意して使用してください。
コンデンサでDCカットしたAC入力が動作しない。
Q: AD737JRを使用し、Max200mVの交流電圧(50/60Hz)の測定をしております。長期間連続測定をしていて、5時間以上正常に測定しているのですが、その後、徐々に0mVまで下降する現象が発生しております。Cin部分にオシロスコープのプローブを接触させると正常に復帰します。原因は何でしょうか?
A: 発生している症状は、入力のリターンパスが無い為にAD737の入力バイアス電流により入力端子電圧が変化し、同相電圧範囲を超えるためと推測されます。AD737のVIN入力をAC結合で使用する場合には、高抵抗でVin端子をGNDにプルダウンしてください。
矩形波を入力したときの変換精度
Q: RMS-DC変換器は、矩形波を入力しても真の実効値出力を期待できるのでしょうか。
A: RMS-DCコンバータは、矩形波信号でも実効値変換を行います。ただしその周波数やクレスト・ファクター(Duty)などにより変換精度が変わりますます。詳しくはデータシートをご覧ください。