FAQ
AD202 - FAQ
ガルバニック絶縁(ガルバニック・アイソレーション)について
Q: ガルバニック絶縁とは、どういう意味でしょうか。
A:
ガルバニック・アイソレーションとは、一次側と二次側の間に、電流の流れる経路が存在しない状態で、電気的に絶縁された状態です。
例えばトランスやオプトカプラーは、一次側と二次側にを磁気、あるいは光を使用して信号あるいはエネルギーを伝送します。
複数のAD202をパラレルに接続すると、同じ入力信号でも出力が異なる。
Q: 4-20mAを250Ωの抵抗で受けて、2つのAD202に並列に入力しています。+/-2V出力する為に、37PINに-3.00Vを加えていますが、AD202の出力が1.984Vと1.974Vと誤差があります。 この差をゼロにすることは可能でしょうか。
A: AD202の入力オフセット電圧はJグレードで±15mV±15mV/G (@25℃)と規定されておりますのでゲイン:1倍で使用された場合、出力には最大で±30mVのオフセット誤差が発生する可能性があります。従いましてこのオフセットを調整するために出力側の37ピンに加えている-3Vの電圧を、個別に±30mV以上の範囲で調整できるようにする事をお勧めいたします。