FAQ
ADSP-21369 - FAQ
SPI Master Boot時のSPI Baud rate
Q: SPI Master Boot時のSPI Baud rateはどのように設定されるのでしょうか?
A:
SPI Baud RateはBoot時にBoot Modeにあった初期値が自動設定されます。
SPI Master Bootの場合は,SPIBAUD = 0x64となります。
この場合、SPI Baud rateは
BAUD rate = CCLK / 8 x SPIBAUD(bit15-1)
= 266MHz / 8 x 50
= 832.5kHz
となります。SPIBAUDはbit15-1かつ10進数表記であることにご注意ください。
PLL 設定時の注意点
Q: PLLの設定を含むPMCTLレジスタを設定する上での注意点を教えて下さい。
A:
1) CLKIN*PLLMの値の最大値は、INDIVの有効/無効によって以下の条件を満足している必要があります。
INDIV=0の時、CLKINとPLLMの積がfVCOの1/2を超えてはいけません。
INDIV=1の時、CLKINとPLLMの積がfVCOを超えてはいけません。
この条件にはPLLDの設定値は考慮されません。
スピードグレードが333MHz の場合、具体的に以下のような制約があります。
i. INDIV = 0 (divisor 1)の場合,CLKIN*PLLM < 400MHz
ii. INDIV = 1 (divisor 2)の場合、CLKIN*PLLM < 800MHz
その他のスピードグレードに関する条件は、
ADSP-21364 日本語データシート内Clock Inputの項目からfVCOの値をご確認ください。
例えば、CLKINが24.576MHzの場合に245.76MHzを生成するためには、以下のように設定する必要があります。
ustat3 = PLLM20|INDIV;
dm (PMCTL) = ustat3;// INDIVが有効で、かつ(CLKIN*PLLM = 491.52) が 800以下
以下の設定は間違った使い方となります。
ustat3 = PLLM20|PLLD2|DIVEN;
dm (PMCTL) = ustat3; //INDIVが無効で、かつ(CLKIN*PLLM = 491.52) が400以上
CLKINのPCGへのルーティング
Q: CLKINはPCGにルーティングできるのか?
A: 可能です。Clock Sourceのregisterにより、CLKINからのクロック供給か、 SRUからのクロック供給かが選択できます。
CLKINのDutyにおける制約
Q: CLKINのDutyに制約はありますか?
A: CLKINのDutyに関しては、CLKIN Period等のCLKIN タイミング仕様を満足していることを前提として、CLKIN Width LowとCLKIN Width HighをそれぞれMinからMaxの間で設定いただくことが出来ます。この場合、50%を満足する必要はございません。
SPI Master Boot時のSPI Baud rate
Q: SPI Master Boot時のSPI Baud rateはどのように設定されるのでしょうか?
A:
SPI Baud RateはBoot時にBoot Modeにあった初期値が自動設定されます。
SPI Master Bootの場合は,SPIBAUD = 0x64となります。
この場合、SPI Baud rateは
BAUD rate = CCLK / 8 x SPIBAUD(bit15-1)
= 266MHz / 8 x 50
= 832.5kHz
となります。SPIBAUDはbit15-1かつ10進数表記であることにご注意ください。