MAX3580
ダイレクトコンバージョンTVチューナ
節電し、SAWフィルタが不要のシリコンTVチューナ
製品の詳細
- 電力損失:650mW (VCC = +3.3Vにおいて)
- IおよびQベースバンド出力によってあらゆるIF SAWフィルタが不要
- RFトラッキングフィルタ内蔵
- 調整可能なベースバンドローパスフィルタ
- フルバンドVHF-IIIおよびUHFチューニング
- +38dBのディジタルACPR、+47dBのアナログACPR
- 低ノイズ指数:4.7dB (typ)
- -90dBc/Hz隣接位相ノイズ用フラクショナルNシンセサイザ
- 電源電圧範囲:+3.1V~+3.5V
- 5mm x 5mmの超小型TQFNパッケージ
MAX3580は完全集積化、ダイレクトコンバージョンTVチューナであり、ディジタルビデオ地上波放送(DVB-T)アプリケーション用に設計されています。この高集積度チューナは、VHF-III帯の170MHz~230MHzの入力周波数範囲と、UHF帯の470MHz~878MHzの入力周波数範囲をカバーしています。
ダイレクトコンバージョンチューナのMAX3580はRF入力スイッチとマルチバンドトラッキングフィルタを内蔵しているため、デュアルコンバージョンチューナソリューションのコストおよび電力損失問題なしで、低パワーチューナ内蔵アプリケーションが可能です。ゼロIFアーキテクチャのためベースバンドIおよびQ出力を復調器に直接供給することによって、SAWフィルタが不要になります。さらに、DCオフセット相殺がミックスドシグナルアーキテクチャによってチップで実現されるため、2次歪み性能と下流のディジタイザおよび復調器のダイナミックレンジが改善されます。
MAX3580は76dBを超えるダイナミック利得制御とLNA入力換算の4.7dBの標準中間帯域ノイズ指数を備えています。VCOアーキテクチャにより1kHzの位相ノイズおよび大きい隣接関連の広帯域位相ノイズに対する感度が問題になるOFDMアプリケーションの帯域内および広帯域位相ノイズ性能が最適化されます。
MAX3580は、2線式シリアルバスを通じて通信します。このデバイスは+3.3V (typ)の電源で動作し、消費電力は650mWです。MAX3580は、エクスポーズドパッド付きの小型32ピンTQFNパッケージ(5mm x 5mm)で提供されます。
アプリケーション
- デジタルテレビ
- デジタル地上波セットトップ
- ラップトップテレビ
- USB周辺機器
ドキュメント
これは最新改訂バージョンのデータシートです。