MAX2165
シングルコンバージョンDVB-Hチューナ
セルラブロッキングフィルタおよびUHFトラッキングフィルタ内蔵シングルコンバージョンDVB-Hチューナ
製品の詳細
- 単一電源電圧:+2.85V、消費電流:93mA (typ)
- 平均消費電力:21mW (typ) (8%のデューティサイクルにおいて)
- ダイレクトコンバージョンアーキテクチャによってIF-SAWフィルタが不要
- セルラブロッカの存在に対して動作するRF調整可能なノッチフィルタ内蔵
- DCオフセット補正回路内蔵
- 最大-7dBmのセルラブロッカが存在する場合に動作するRFノッチフィルタ内蔵
- 拡張UHF帯域動作
- 5mm x 5mm x 0.8mmの28ピンTQFNパッケージ
MAX2165は、ダイレクトコンバージョンチューナICで、携帯型のディジタルビデオ放送(DVB-H)アプリケーション用に設計されています。このチューナは、470MHz~780MHzの入力周波数範囲をカバーし、I/Qベースバンドのインタフェースを備えています。
MAX2165のダイレクトコンバージョンアーキテクチャによって、IF-SAWフィルタが不要となり、部品コストを低く抑えることが可能となります。このICは、可変利得のローノイズアンプ(LNA)、ノッチフィルタ、RFトラッキングフィルタ、直交ミキサ、パワー検出器、プログラマブルなベースバンドローパスチャネル選択フィルタ、ベースバンド可変利得アンプ(VGA)、DCオフセット補正回路、および完全なフラクショナルN周波数シンセサイザを内蔵しています。このデバイスは、2線式、I²C対応シリアルインタフェースを通してプログラミングすることができます。
MAX2165は、調整可能なノッチフィルタを備えています。このフィルタは、830MHz~950MHzの周波数範囲の干渉信号をノッチアウトし、大きいセルラ信号の存在下での動作を可能にするように設計されています。プログラマブルなベースバンドチャネル選択フィルタによって、7MHzチャネルと8MHzチャネルでの動作が可能です。ディジタルDCオフセット補正回路は、起動時間遅延を最小化することによって、時分割の動作をサポートしています。フラクショナルNシンセサイザによって、VCOロック時間が短縮され、隣接位相ノイズが最小限に抑えられるため、パワーハングリおよび位相ノイズリダクションアルゴリズムが不要となります。
MAX2165は、エクスポーズドパッド付き、5mm x 5mm x 0.8mmの小型28ピンTQFNパッケージで提供されます。このデバイスは、-40℃~+85℃の拡張温度範囲での動作が保証されています。
アプリケーション
- DMB-T/Hポータブルデバイス
- DVB-Hハンドヘルドレシーバ
- DVB-Tポータブルデバイス
- ISDB-Tレシーバ(13セグメント)
ドキュメント
これは最新改訂バージョンのデータシートです。
ハードウェア・エコシステム
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