MAX1002
低電力、60Msps、デュアル、6ビットADC
製品の詳細
- INLおよびDNL:±1/4 LSB (typ)
- チャネル間のオフセットマッチング:1/4 LSB (typ)
- 利得マッチング:0.1dB
- 位相マッチング:0.5° (typ)
- 内部バンドギャップ電圧リファレンス
- マッチングされた2つの6ビット、60Msps ADC
- 優れたダイナミック特性:
- ENOBが5.85 (アナログ入力20MHz)
- ENOBが5.7 (アナログ入力50MHz)
- オーバードライブ能力を備えた内部発振器
- 真の差動入力を備え、(-0.5dB)帯域幅が55MHzの入力アンプ
- ユーザによる選択可能な入力フルスケール範囲(125mVp-p、250mVp-p、500mVp-p)
- シングルエンドまたは差動入力
- 電源:+5V単一
- TTL出力
- +3.3V CMOSコンパチブル出力付きの90Mspsのアップグレード製品(MAX1003)も入手可能
MAX1002は、高速低電力動作特性とユーザ選択入力範囲、内部リファレンスおよびクロック発振器を兼ね備えたデュアル6ビットアナログディジタルコンバータ(ADC)です。デュアルパラレルADCは、同相(I)および直交(Q)アナログ信号を2つの6ビットオフセットバイナリコードのディジタル出力に変換するように設計されています。サンプリングレートは60Mspsまでとなっており、標準積分非直線性(INL)および微分非直線性(DNL)は±1/4 LSBを実現しています。MAX1002はベースバンドIおよびQ信号と直接インタフェースできるため、DBS (ダイレクト放送衛星)、VSATおよびQAM16復調アプリケーションに最適です。
MAX1002の入力アンプは真の差動入力を備え、-0.5dBアナログ帯域幅は55MHzで、ユーザが入力フルスケール範囲を設定できるようになっています(125mVp-p、250mVp-pまたは500mVp-p)。入力信号がACカップリングの場合、入力チャネル間のマッチングは利得が0.1dB、オフセットが1/4 LSB、位相が0.5° (typ)となっています。ダイナミック特性としては、20MHzのアナログ入力信号に対して有効ビット数(ENOB)が5.85、50MHzの入力信号に対して5.78となっています。
MAX1002は+5V単一電源で動作し、TTLコンパチブルディジタル出力を提供します。36ピンSSOPパッケージで提供されており、温度範囲は民生用(0℃~+70℃)のものが用意されています。
アプリケーション
- ケーブルテレビセットトップボックス
- ダイレクト放送衛星(DBS)受信機
- VSATレシーバ
- ワイド・ローカルエリアネットワーク(WLAN)
ドキュメント
これは最新改訂バージョンのデータシートです。
ハードウェア・エコシステム
製品モデル | 製品ライフサイクル | 詳細 |
---|---|---|
標準の高速A/Dコンバータ 1 | ||
MAX1003 | 製造中 | 低電力、90Msps、デュアル、6ビットADC |
評価用キット
最新のディスカッション
max1002に関するディスカッションはまだありません。意見を投稿しますか?
EngineerZone®でディスカッションを始める