SSM2356
製造中止オーディオ・アンプ、ステレオ、2×2W、フィルタレス、クラスD
製品の詳細
- ΣΔモジュレータ内蔵のフィルタレス、クラスDアンプ
- アナログ・デバイセズからのクラスDアンプと併用する場合は、同期が不要
- 5.0V電源で、4Ω負荷に2×2W、8Ω負荷に2×1.4W、1%以下の総合高調波歪(THD+N)
- 8Ωスピーカに5.0V、1.4Wで92%の効率
- SNR(信号対ノイズ比):103dB以上
- 単電源動作、2.5V~5.5V
- 20nAのシャットダウン電流、左 / 右チャンネルの制御可能
- 短絡保護と過熱保護機能
- 16ボール(1.66mm×1.66mm)WLCSPパッケージ
- ポップ・アンド・クリック抑圧機能
- ボード上の部品数を削減する内蔵抵抗類
- 選択可能な6dBまたは18dBのゲイン設定
- 選択可能な超低EMI放射モード
SSM2356は全機能内蔵、高効率、ステレオクラスDオーディオ・アンプです。この製品は、携帯電話アプリケーションに関する性能を最大化するように設計されています。アプリケーション回路では、最小限の外付け部品を必要とし、2.5~5.5Vの単電源で動作します。この製品は、5.0V電源で、4Ωの負荷を、1%以下のTHD特性で、連続的に2×2Wの出力パワーで、駆動する能力を持ちます。
SSM2356は、高効率で、外部LC出力フィルタ不要の低ノイズ・モジュレーション機能を特長としています。モジュレーションは、たとえ低出力パワー時でも高効率を連続的に供給します。この製品は5.0V動作、8Ω負荷で1.4W時の効率は92%で、4Ω、2.0W時では85%の効率で動作します、しかもSNRは103dB以上となります。
拡散スペクトラム、パルス密度モジュレーションは、他のクラスDアーキテクチャに比較すると、低いEMI放射を提供します。SSM2356はオプションとしてモジュレーション・セレクト・ピン(超低EMI放射モード)を備えており、クラスD出力、特に100MHz以上の放射妨害波を大幅に軽減します。
SSM2356は、標準で20nAのシャットダウン電流のマイクロパワー・シャットダウン・モードを備えています。シャットダウンは、SDNRピンとSDNLピンにロジック・ローを与えることで可能となります。この製品は、ポップ・アンド・クリック抑制回路を含んでおり、ターンオン、ターンオフ時の出力における電圧グリッジを最小化し、音声起動時や終了時での可聴ノイズを低減します。
SSM2356の完全差動入力は、入力でのコモンモード・ノイズの優れた除去特性を提供しす。入力のコモンモード電圧がVDD/2の近辺の場合は、入力カプリング・コンデンサは使わずにすみます。SSM2356のプリセット・ゲインは、外部部品を使わずに、また入力インピーダンスの変化なしで、6dBと18dB間に設定できます。ゲインは入力に外部抵抗を直列に挿入することによって、ユーザー独自の設定のため、さらに小さくすることもできます。
SSM2356は商用工業温度範囲-40~+85℃にわたって仕様規定されています。さらに、サーマル・シャットダウン機能および短絡保護機能を備えています。この製品は、1.66mm×1.6 mmの16ボールのウェハー・レベル・チップ・スケール・パッケージ(WLCSP)をパッケージ採用しています。
推奨代替製品
クラスDステレオ・オーディオ・アンプ、2W、フィルタレス
ドキュメント
これは最新改訂バージョンのデータシートです。