AD8368
新規設計に推奨可変ゲイン・アンプ、800MHz、デシベル・リニア、AGC検出器内蔵
- 製品モデル
- 2
- 1Ku当たりの価格
- 最低価格:$5.91
製品の詳細
- アナログ可変ゲイン範囲: -12 dB ~ +22 dB
- デシベル・リニア・スケーリング: 37.5 dB/V
- -3 dB帯域幅: 800MHz @ VGAIN = 0.5 V
- rms検波器を内蔵
- P1dB: 16 dBm @ 140 MHz
- 出力IP3: 33 dBm @ 140 MHz
- 最大ゲインでのノイズ係数: 9.5 dB @ 140 MHz
- 入力および出力インピーダンス: 50 Ω
- 単電源電圧: 4.5 V ~ 5.5 V
- RoHS準拠、24ピンLFCSPパッケージ
AD8368は、低周波数から最大800MHzまでの周波数帯域で使用することが可能なデシベル・リニア特性を持つアナログ・ゲイン制御機能を備えた可変ゲイン・アンプです。その幅広いゲイン範囲、優れた適合性、および平坦性は、高性能の可変ゲイン制御を実行するための革新的な技術であるアナログ・デバイセズのX-AMP™アーキテクチャの採用に基づいて実現されました。
-12dB~+22dBのゲイン範囲は正確に37.5dB/Vにスケーリングされており、適合性誤差はごくわずかです。AD8368の-3dB帯域幅は、公称でゲイン設定とは無関係で、800MHzとなっています。140MHzにおけるOIP3は最大ゲイン時で33dBmです。出力ノイズ・フロアは-143dBm/Hzで、この値は最大ゲイン時で9.5dBのノイズ指数に相当します。シングルエンド入力と出力インピーダンスはほぼ50Ωとなっています。
AD8368のゲインは、MODEピンが正側電源に接続されているかグラウンドに接続されているかに応じて、ゲイン制御電圧の増加関数または減少関数に設定できます。MODEピンがハイレベルのときは典型的なVGAとして動作し、ゲインが増加します。
MODEピンをグラウンドに接続してオンボードのrms検出器を使用すれば、RSSIを備えた完全なAGCシステムになります。出力は、波形のクレスト・ファクタに関係なく、正確に内部のデフォルト・セットポイント63mV rms(50Ωを基準に-11dBm)のレベルを維持します。汎用のディテクタの入力はDETIで得られるため、34dBの最大入力パワー範囲で、AGCループによって信号のレベルをAD8368の出力ポイントかシグナル・チェーンの任意のポイントで調整できます。また、出力信号をディテクタに出力する前に分周してセットポイント・レベルを上げることもできます。
AD8368は4.5~5.5Vの電源電圧で動作し、その消費電流は60mAです。ENBLピンをグラウンドに接続することによって、3mA以下にパワーダウンさせることが可能です。AD8368の製造には、アナログ・デバイセズが独自に開発したSiGe SOIコンプリメンタリ・バイポーラICプロセスが採用されています。このデバイスは24ピンのLFCSPパッケージで提供され、-40~+85℃の工業用温度範囲で動作します。要求に応じて、アプリケーション・ボードの提供が可能です。
アプリケーション
- 完全なIF AGCアンプ
- ゲインのトリミング/レベル調整
- 携帯電話基地局
- ポイントtoポイント無線リンク
- RF計測器
ドキュメント
データシート 2
アプリケーション・ノート 2
評価用設計ファイル 1
製品選択ガイド 2
リファレンス設計 2
製品モデル | ピン/パッケージ図 | 資料 | CADシンボル、フットプリント、および3Dモデル |
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AD8368ACPZ-REEL7 | 24-Lead LFCSP (4mm x 4mm w/ EP) | ||
AD8368ACPZ-WP | 24-Lead LFCSP (4mm x 4mm w/ EP) |
製品モデル | 製品ライフサイクル | PCN |
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5 5, 2014 - 14_0020 Conversion of 4x4mm body Size LFCSP Package Outlines from Punch to Sawn and Transfer of Assembly Site to Amkor Philippines. |
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AD8368ACPZ-REEL7 | 製造中 | |
AD8368ACPZ-WP |
これは最新改訂バージョンのデータシートです。
ツールおよびシミュレーション
ADIsimPLL™
アナログ・デバイセズの新しい高性能PLL製品を迅速かつ確実に評価できるツールです。現在利用できるツールの中で、最も総合的なPLLシンセサイザーの設計/シミュレーション・ツールです。実施されるシミュレーションには、主要な非線形効果が含まれており、これはPLLの性能に大きく影響を及ぼします。ADIsimPLLによって、設計プロセスの繰り返し作業が1つ以上排除されるため、設計から製品の市場投入までの期間が大幅に短縮することができます。
ツールを開くADIsimRF
アナログ・デバイセズのADIsimRF設計ツールは、カスケード・ゲインやノイズ指数、IP3、P1dB、総合消費電力などRFシグナル・チェーン内の最も重要なパラメータの計算を行います。
ツールを開くキーサイトGenesys向けのSys-Parameterモデル
Sys-Parameterモデルは、デバイスの直線性と非直線性を明らかにするP1dB、IP3、ゲイン、ノイズ指数、リターン損失などの挙動パラメータを提供します。
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