AD7762
製造中24ビットA/Dコンバータ、625kSPS、シグマ・デルタ(ΣΔ)型、バッファ内蔵
- 製品モデル
- 2
- 1Ku当たりの価格
- 最低価格:$23.35
製品の詳細
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高性能24ビットシグマ・デルタ(ΣΔ)A/Dコンバータ(ADC)AD7762は、625kSPSで106dBのS/N比性能を提供するだけではなく、高速、広入力帯域幅という特性とΣΔ変換のメリットを兼ね備えており、高速データ・アクイジションに理想的な製品です。ダイナミック・レンジが広く、アンチエイリアス処理の条件を大幅に低減しているため、設計プロセスが簡単になります。リファレンス駆動用の内蔵バッファ、信号バッファリングとレベル・シフト用の差動アンプ、オーバーレンジ・フラグ、内部のゲイン・レジスタとオフセット・レジスタ、ローパス・デジタルFIRフィルタを備えたAD7762は、高集積化された小型のデータ・アクイジション・デバイスであり、必要な周辺部品が最少となります。さらに、プログラマブルなデシメーション・レートを備えており、デフォルト特性がアプリケーションに合わなければ、デジタルFIRフィルタを調整できます。AD7762は信号処理において、複雑なフロントエンドの設計が不要で、優れたS/N比性能を実現できる理想的なデバイスといえます。
アナログ変調器は、最大40MS / 秒で差動入力をサンプリングします。一連のローパス・フィルタが変調器の出力を処理し、最後のフィルタの係数はデフォルトかユーザー・プログラマブルの係数になります。サンプル・レート、フィルタ・コーナー周波数、出力ワードレートは、外部クロック周波数とAD7762の構成レジスタを使って設定します。
アナログ入力範囲は、AD7762に供給されるリファレンス電圧によって異なります。4Vリファレンスの場合、差動入力範囲は2Vのコモン・モード・バイアスを中心とする±3.2Vです。オンチップの差動アンプを使ってコモン・モード・バイアスが得られ、これによって外部信号条件をさらに低減できます。
AD7762には露出パドル付きの64ピンTQFPと48ピンCSPパッケージがあり、-40~+85℃の工業用温度範囲(1)で仕様規定されています。
アプリケーション
- データ・アクイジション・システム
- 振動分析
- 計測器
ドキュメント
データシート 2
ユーザ・ガイド 1
アプリケーション・ノート 7
技術記事 2
よく聞かれる質問 1
製品モデル | ピン/パッケージ図 | 資料 | CADシンボル、フットプリント、および3Dモデル |
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AD7762BSVZ | 64-Lead TQFP (10mm x 10mm w/ EP) | ||
AD7762BSVZ-REEL | 64-Lead TQFP (10mm x 10mm w/ EP) |
製品モデル | 製品ライフサイクル | PCN |
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6 16, 2009 - 09_0027 Conversion to Laser Mark for the LQFP Packages (Single Grades) |
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AD7762BSVZ | 製造中 | |
AD7762BSVZ-REEL | 製造中 |
これは最新改訂バージョンのデータシートです。
ツールおよびシミュレーション
ΣΔ ADCのチュートリアル
インタラクティブな図解で、理想的なシグマ・デルタA/Dコンバータの挙動を示します。
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